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落書き帳の10ページ目

◆無断転載 禁止(ご確認下さい)◆ https://xxaoixx.blog.shinobi.jp/Entry/73/

FF8:[50] ウィンヒルの村のイメージ・・・実は思い込み? ①

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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*

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【七瀬の幻想による筋書き *今回は①②のみ】
①ラグナ編でのウィンヒルの村は『よそ者』に対しては保守的な程度で、村人の当たりが強かったのは、実は「ラグナに対して」だけだった?
②村人は「ラグナを嫌っていた」のではなく、村には「外界の人間と一線を越えてはならない」という決まりがあったので、「レインに罪を負わせないよう、ラグナに身を引いて欲しかった」だけ?
③でもレインはその決まりを破る覚悟でラグナと相思相愛となり、しかもラグナの子(=スコール)を身籠った。
④つまり村の決まりに反していたのは、ラグナではなくレイン。その結果、レインは村八分のような状態になっていた。
⑤もしそうだとすると「レインの出産には、大人が立ち会っていなかった(=幼いエルオーネだけだった)」のかも?それなら「レインはスコールを産んで、直ぐに亡くなった」という設定も納得。

 気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。


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 基本的に、七瀬の頭の中には「ウィンヒルの村は、魔女達の隠れ里的存在だった」&「レインは『(花の力を得た)魔女』だった」という考えがあります。なのでどうしてもソッチの方に、思考が寄ってしまっていると思いますが・・・もし抵抗が無いのであれば七瀬の頭の中を覗いてやって頂ければと思います。
 尚、自分知識でしか考えていないので、「その点に関しては雑誌・公式で補足してたよ」みたいなのがあると、あっという間に終了します。その程度の内容という解釈でお願いします。

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①ラグナ編でのウィンヒルの村。『よそ者』に対しては保守的な程度で、村人の当たりが強かったのは、実は「ラグナに対してだけ」だった?

 さて、ラグナ編では重要な要素が詰まっていたのに、スコール編では存在感イマイチ(イベントの意味も不明)な、ウィンヒルの村。
 七瀬的にはあの村のイメージって、良く言えば「時の流れが止まっているような、静かで穏やかな村」。悪く言えば「よそ者に対する警戒心が強い、閉鎖的な気質の村」だったんですよね。だって花屋のお婆さんには、
「あなたのようなお若い方には ここは退屈でしょうに」
「そろそろデリング・シティへ お帰りになった方がよろしいんじゃなくて?」
 と、遠回しに「元気になってもう随分経つんだから、もうこの村から出て行ってちょうだい」みたいな事を言われるし、アイテムショップの店員さん(お爺さん?)には、
「なんだよ! ケガ治ったんなら出て行けよ!」
「そりゃよかった。
 これでアンタが出て行けば もっといいんだけどな!」
 と、直球で「よそ者は、村から出て行け!」みたいな事を言われるので。内心「なんだよ!みんな大好き(?)ラグナ君の魅力をもってしても懐柔出来ないなんて、どんだけよそ者嫌いなんだよ?」って、感じ。

 でも今日『アルティマニア』のウィンヒルの項目を読んでて「アレ?」と思ったんです。
 ウィンヒルは、ガルバディアのページの一部に載っています。これは純粋に地理的な問題でガルバディアの管理下という意味なのか?管理というより支配下という意味なのか、どこまでを含んでいるのかは分かりませんが、ガルバディアの干渉を受けているという事は間違いないと思います。ラグナ編の時には「エスタ兵を警戒」して、ガルバディア兵が派遣されてたし。
 でもって、そのウィンヒルの項目にはこう書かれています。

 大陸南部の丘陵地に位置する、ひっそりとした村。デリングシティから離れていることもあって、人の往来は少ない。花の栽培やその加工をしながら、住民は静かに暮らしている。ひん死の軍人をかいほうしたことがきっかけで村人を亡くして以来、年寄りを中心に、よそ者への警戒心が強い。

 なるほどね、って思うんですが・・・厳密に言うと、ちょっとおかしく無いですか?
 だって村人を亡くして以来年寄りを中心に、よそ者への警戒心が強い。て・・・いやいや、村人(=レイン)が亡くなる前から、よそ者(=ラグナ)に対して警戒心強かったですよ?どういう事?『アルティマニア』が端折り過ぎたの?それともレイン&ラグナ以前に同じような事があったから、ラグナ君の時には既に警戒心が強かったって事?

 まぁ、何にせよ確証は得られないんですが。もしこれがやっぱりレイン&ラグナの一件だとすると、「実はあの時点では、村人に疎まれていたのはラグナだけ」で、「別に村人たちは全ての『よそ者』に対して警戒心が強かった訳では無く、保守的ではあるけど『よそ者』とも上手く折り合いをつけて付き合っていた」って可能性も出て来るんじゃないかな、と。
 プレイヤーはスコールの意識を介して、ラグナが見ている世界を見てますよね?つまり「ラグナが見ている世界=それが全てと解釈してしまう」&ラグナの人柄から「ラグナみたいなキャラが疎まれてるんだから、この村はよっぽとよそ者が嫌いなんだろうな・・・と、無意識の内にフィルターを掛けて見ていた」んじゃないかな?

 ラグナ編に出て来る『よそ者』と言えば、さっき書いた「エスタ兵を警戒」して派遣されているガルバディア兵達ですが・・・彼らに関しては、いくら「よそ者に出入り&長居してほしくない」と村人たちが思っていても、パワーバランス的に勿論「ガルバディアの方針には逆らえない」と思います。
 それに2年前にエルオーネの両親が犠牲になるという事件があったなら「働き盛りの男たちを み~んな戦争に取られちまった」村としては、色々と事情が交錯しているかもしれませんが、ガルバディアが守ってくれるのはデメリット以上にメリットがある事だったんじゃないかと。
 つまりこれに関しては「ガルバディア兵というよそ者に対して、村人たちが内心どう思っていたか?」は分かりません。村人たちの方から陳情したのか、普段からガルバディアとの連絡・管理系統が活きていた(何かあったら直ぐに連絡が行く・兵が定期的に巡回している)のか、偶然エスタ兵の襲撃(両親を殺したのにエルオーネを取り逃がしている辺り、あまり規模は大きく無さそうだけど)に気付いたのか?・・・どういう経路でガルバディアに連絡が行ったのかは分からないけど、「どう思っていようが、ガルバディアの助けは必要だった」と考える事が出来るなら、結論は出ない。

 次に『よそ者』と言えば、行方不明のラグナ君を捜しにやって来たキロス君。
 まぁ、ストーリー進行的に仕方がない展開だとは思うんですけど・・・キロス君って「村人に追い出されずに、よくレインのパブまで辿り着けたなぁ」って思うんですよね。
 キロス君って「変な服のおじさん」「変な服だけど悪い人じゃないぞ」「変な服だけど いい人なんだよね~!」って、やたら「変な服」って強調されてますよね(今の時代だったら怒られないか心配になる)。それって「分かりやすく『よそ者』を強調してる」って言うか・・・村人が「よそ者全員」に対して、対ラグナみたいな態度を取っているなら、第一村人の時点で絶対に「よそ者は帰れ!」って言われてると思うんですよね。
 ただこれに関しても絶対ではなくて。ウィンヒルの村は畑が多く『村』と『外界』の境界が曖昧&実際にモンスターが侵入している状況を見るに、結構迷い込んでしまう(=どこが入口か分からないまま、気付いたら村に入り込んでしまっている)事があっても不思議では無いのかな、と。
 でもキロス君はラグナ君と違ってしっかり者なので、誰かに出会った時点でちゃんと「ラグナという男を捜しているのだが、知らないだろうか?」って聞くとも思うんですよね。そう考えるとレインのパブって村の中心部っぽいし、目の前の広場にはガルバディア兵も居るので、誰にも見咎められずにレインのパブに辿り着く事って難しくない?(尚、初めて訪れた村でパブを捜すのは、理にかなっていると思います。そこは「村人にラグナの居場所を確認した」訳では無く、RPGの基本=「情報収集は酒場(パブ)」みたいな発想。)
 だから「見るからに『よそ者』のキロスが、村人に追い出されずにレインのパブまで辿り着けるのはオカシイ」というのも強引なんです。可能性を上げるなら、話を聞いたガルバディア兵が偶然知り合いで「ラグナなら、そこのパブに世話になってるぜ」って教えてくれた・・・って可能性すらある訳だし(後からパトロール中に話し掛けても、それらしい事は言わないけど)。

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②村人は「ラグナを嫌っていた」のではなく、村には「外界の人間と一線を越えてはならない」という決まりがあったので、「レインに罪を負わせないよう、ラグナに身を引いて欲しかった」だけ?

 なので、どっちにしろやっぱり確証は無い訳です。そんな穿った見方しなくても普通に「村人たちはラグナだけではなく、『よそ者全員』に居座って欲しく無かった」でイイと思います。ストーリーは進むんだし。
 でも『よそ者全員』に対して警戒心が強いとすると、「別にラグナ以外の『よそ者』にキツく当たってるシーンって無くない?」「レインさん、ラグナに対する村人の対応で分かりそうなのに・・・キロス君までホイホイ居候させて大丈夫なの?」みたいな疑問は残るんですよね・・・パブ兼宿屋みたいなノリなの?でも村にはホテルがあったよね?

 なのでこの幻想でどこまで幻想を見られるか、挑戦したいと思います。
 もし「実はあの時点では、村人に疎まれていたのはラグナだけ」で、「別に村人たちは全ての『よそ者』に対して警戒心が強かった訳では無く、保守的ではあるけど『よそ者』とも上手く折り合いをつけて付き合っていた」場合、じゃあ何で「ラグナだけが警戒されていたのか?」ですが・・・これはもう「レインと相思相愛・恋仲だったから」しか七瀬は思い浮かびません。つまりラグナも『レイン=命の恩人』で感謝しつつ、「動けるようになったら、ガルバディアに戻ります」みたいなスタンスで過ごしていれば、村人からあんな扱いされる事も無かったんじゃないかな?

 でもラグナは怪我が治っても村を出ず、レインと相思相愛になった(どっちが先かは関係無い)=これが村の掟に反していた。
 だから「このままでは罰を受けるのはレイン⇒村人たちはレインを大事に思っている⇒レインを助ける為に、ラグナに身を引かせたい⇒ラグナにだけ当たりが強い」って構図になってしまったんじゃないかな?これだと「全てはレインの為」という理由・言い訳が成り立つので、「穏やかに暮らしている村人たち」が一方的な悪者にならなくて済むし。

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 そうまでなってくると「ウィンヒルの村って何なの?」って感じですが・・・最初に書いたように、七瀬は「ウィンヒルの村=魔女の隠れ里」&「レイン=(花の)魔女」だったと思っているので、それ位に掟が厳しくても違和感は無いんですよね。『魔女(ファンタジー)』と『人間(リアル)』が、一線を超えるのはご法度・・・ってヤツ。
 なのでウィンヒルの村にそんな事情があると思えるかは、七瀬の考えを「可能性の一つ」として受け止められるか、受け付けないか・・・それ次第じゃないかな?
 今回は①②に関してでしたが、また今度続きを書きたいと思います。「滅茶苦茶だけど、何とか受け入れられそう」って方は、次もお付き合いいただければ嬉しいです。

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