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FF8:[45] 究極のファンタジー『アビリティ:たべる』?

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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*

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【七瀬の幻想による筋書き】
①人型モンスターさえ食べてしまう『アビリティ:たべる』には、何か特別なメッセージが込められている?
②現状『アビリティ:たべる』を、『G.F. エデン』経由以外で習得するのは難しい。
③とは言っても『G.F. エデン』入手も、攻略本すら見ない新規プレイヤー層には厳しい?
④つまり開発陣が『アビリティ:たべる』に込めたメッセージは、「真に幻想を追求するプレイヤーにしか理解してもらえないだろうな」ってレベルのモノだった?
④そもそも本当に人型モンスターを食べる事が出来たプレイヤーって、当時どれ位いたの?

 気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。


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 七瀬は「【FF8】は全世界の人々を対象に創られている」と、勝手に思っています。
 という事は「国ごとに異なるような、繊細な問題(宗教・文化・思想など)に対して、殊更配慮している筈」なのですが・・・そう考えた時に謎なのが『アビリティ:たべる』の存在。

 『アルテマウェポン』からドロー出来る『G.F. エデン』or『食欲魔神のナベ』で習得出来る『アビリティ:たべる』は、その名前の通り「モンスターを食べる」事が出来るアビリティなのですが。その『モンスターをたべます』のモンスターには、人型(モンスター)も含まれるという話・・・え、それって人間を食べるって事?「全世界の人々」云々以前に普通に考えてもヤバくない?

 そんな、世界に配慮するなら真っ先に却下されそうな『アビリティ:たべる』を、スクウェア開発陣は何故【FF8】の世界に投下したのか?
 「面白そうだったからじゃない?」って意見も否定出来ませんが・・・【FF8】って容量は相当キツキツだったと思うんですよね。そんな中、こんだけの手間と容量と割いているって事は、開発側には「絶対に『アビリティ:たべる』を入れたいor容量不足でも『アビリティ:たべる』は残したい!」っていう強い意志があった。当然、そう思うだけの強いメッセージがこの『アビリティ:たべる』には込められていたんだと、七瀬は思うんですよね。
 ・・・ってか、そう思わないと納得できない自分の勝手な訳で。それを自覚の上で、七瀬が納得できる道筋を考えてみました。真に受けず「よくもまぁ、そんなこじ付けが思いつくなぁ・・・」位の気持ちで読んで頂けると幸いです。

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 さて。何かメッセージが込められているんじゃないかって考えた場合。まず気になるのが『アビリティ:たべる』入手までの過程です。
 最初に書きましたが『アビリティ:たべる』は、『アルテマウェポン』からドロー出来る『G.F. エデン』or『食欲魔神のナベ』で習得出来ます。

 まずは『食欲魔神のナベ』ですが・・・これは一度しかエンカウント出来ない希少モンスター『コヨコヨ』から貰える『コヨコヨのカード』をカード変化させる。またはポケステの『おでかけチョコボRPG』orリノアの特殊技『アンジェロサーチ』で、拾ってくるのに期待するしかないというレアアイテム。
 1枚しか手に入らない『コヨコヨのカード』を犠牲にするほどかと言われれば難しく、現状ポケステ入手自体が難しい『おでかけチョコボRPG』経由は現実味が無く、アンジェロは発動自体がランダムで狙って低いドロップ率の『食欲魔神のナベ』を待ち続けるのは至難の業(そもそも本当にアンジェロが『食欲魔神のナベ』を拾って来るのかも分からない)・・・つまり入手手段は用意されていて複数個入手も可能だけど、基本は誰か1人が『G.F. エデン』経由で習得してれば十分というのが一般的だと思うんですよね。そもそも『アビリティ:たべる』って、一枠潰してまでパーティに2人~3人持ってても扱いに困るし。

 じゃあ、せめて本編では簡単に入手出来るのかっていうと・・・『G.F. エデン』までって、結構道のり長いですよね?
 そう言われて「え?そうかな?普通じゃない?」って人は、RPG慣れしてる人じゃないかと思います。普通に考えたら、
①『G.F. エデン』に関わらず、『G.F. 』のドローは基本ノーヒント。
②『G.F. エデン』をドロー出来る『アルテマウェポン』が居る『大海のよどみ(海洋探査人工島)』は、画面上の地図に表示されない(『飛空艇ラグナロク』入手後に自操で探す)。
③『海洋探査人工島・研究所』の、バハムート関連のイベントを終了させる。
④『海洋探査人工島・作業区』の、謎解きイベント(予備蒸気圧使用量とルート)を解く。
⑤『海洋探査人工島・最下層』の『大海のよどみ』で、『アルテマウェポン』から『G.F. エデン』をドロー⇒撃破する。
 この一連の流れって、従来のFFファンとか攻略本を見てならとにかく、「凄いゲームらしいから買ってみた」くらいの新規プレイヤー層には厳しいんじゃないかな・・・ってのが七瀬の感触なんですよね。何て言うか「ここまで辿り着けるプレイヤーにしか、FF究極のモンスター『アルテマウェポン』と戦う資格はない」⇒「ここまで辿り着き『アルテマウェポン』を倒せたプレイヤーこそ、究極の幻想『G.F. エデン』&『アビリティ:たべる』を与えるに相応しい」と、言われているような気がしませんか?七瀬だけですか?
 つまり入手方法の時点で既に「『アビリティ:たべる』に込められたメッセージは万人向けのモノではなく、ここまでの苦労を厭わない、真に幻想(ファンタジー・FF)を追求するプレイヤーにのみ向けられた究極の幻想」っていう意味があったんじゃないか・・・と思う訳です。

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 とは言っても、これは七瀬の「『アビリティ:たべる』には何か強いメッセージが込められているに違いない!」という根拠のない前提の上で書いている事なので。その前提がそもそもオカシイ可能性が高いです。
 なので勿論、メッセージ云々関係無く、純粋にFF究極のモンスターである『アルテマウェポン』との戦いをお膳立てした・・・って可能性もあります。何てったって『アルテマウェポン』ですからね。生半可な気持ちで挑んでもらっても困ります。

 でもですね。それだけだったら『アルテマウェポン』からドロー出来る『G.F.』は『G.F. エデン』なんて初見の幻想物ではなく、『G.F. アルテマウェポン』の方が相応しかったと思うんですよね。『ギルガメッシュ』が『G.F.』になる位なんだし・・・まさか名前の文字数が多過ぎ?

 それに百歩譲って『G.F. エデン』だとしても、『G.F. エデン』が『アビリティ:たべる』を受け持つ必要性って何でしょうか?「じゃあ、誰なら相応しいの?」って言われると、内容が内容なだけに難しいんですが・・・『G.F. ブラザーズ』の方がまだ親和性がある気がしませんかね?ギリシャ神話のミノタウロスには、人間の生け贄を捧げていたらしいし。

 そういう風に考えて行くと、七瀬に思いつく可能性と言えば、
①『アビリティ:たべる』には、「真に幻想を追求するプレイヤー」にのみ伝えたいメッセージが込められていた(だから入手までの道のりが困難)。
②本来習得出来る『G.F.』が他に居たけど、そっちが没になったから『G.F. エデン』から習得出来るようにした(既にシステムは完成していたので没にするには惜しかった)。
③『アビリティ:たべる』自体がオマケ要素が強かったから、やり込みのご褒美として『アルテマウェポン』からドロー出来る『G.F. エデン』から習得出来るようにした(「やり込みに対するご褒美」という位置付けで、両者に意味のつながりは無い)。
 ・・・くらいかなぁ。
 当然、七瀬的には①押しなんですが。みなさんは、どの可能性ならアリだと思いますか?

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 因みに、ココまで来てから何ですが・・・「『アビリティ:食べる』って人型モンスターも食べるってヤバくない?」って簡単に言いますが、七瀬の思い違いでなければ実際の所「当時ですら『アビリティ:食べる』で本当に人型モンスターを食べる事が出来たプレイヤーはほとんど居なかった」&「実機(PS&ポケステ)でない今は、情報としては知っていても、実際に人型モンスターを食べる事は出来ない」んじゃないかと思うんですよね。
 どういう事かと言うと『G.F. エデン』『コヨコヨのカード』『アンジェロサーチ』経由だと、既に食べられる人型モンスターって出てこない気が・・・モンスター総動員のアルティミシア城も、人型モンスターは省かれてますよね?どっかでエンカウント出来るトコ、あったのかな?

 もし仮にそうだとすれば、
 『おでかけチョコボRPG』でサボテンダーが見付けてきた『食欲魔人のナベ』を使って『アビリティ:たべる』を『G.F.』に覚えさせた場合のみ、「『アビリティ:食べる』は、人型モンスターも食べる」って幻想に辿り着ける。
 その他の方法の場合は「『アビリティ:食べる』は、モンスターを食べる」って幻想までしか辿り着けない。
 って、二段構えだったのかな?

 う~ん、それって実際の人間社会の文化・習慣が廃れ行く様の様で、興味深いです。
「今はもう無くなった習慣だけど、昔は《骨噛み》って習慣があってね。
 魂は天国へ行っても、火葬後のお骨を《たべる》事で故人と一緒になれる。
 愛する人の一部を自分の中に取り込める・・・そう考えたんだよ。」
 ・・・みたいな。同じ《たべる》でも、今の人間社会の文化・習慣では、
「他の生き物の命を貰ってるんだから、ちゃんと有難く頂くんだよ。
 牛さんの分まで頑張って生きなきゃ、
 〇〇君のご飯になってくれた牛さんが可哀想だよ。」
 っていう幻想までじゃないですか?・・・まぁ、牛さんはそんな事、微塵も思ってないかもしれませんが。
 いくら《故人への愛の形》だとしても、前述の《たべる》は現代では難しいテーマ(スクウェアがそういうテーマの幻想を思い描いていたかは知りませんが)・・・《たべる》に秘められた究極のファンタジーじゃないかな?

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