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FF8:[43] 結局【FF8】とは、何だったのか?【2021.02.27 時点】
- 2021/02/27 (Sat) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
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結局、彼此4か月程【FF8】の事を考えていた気がしますが・・・発売から20年経って尚、謎が尽きない【FF8】の事を考え続けていると、死ぬまで時間が経っても謎が解明するとは思えないので。まだまだ謎は付きませんが、そろそろキリをつけたいなと思います。
気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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結局、彼此4か月程【FF8】の事を考えていた気がしますが・・・発売から20年経って尚、謎が尽きない【FF8】の事を考え続けていると、死ぬまで時間が経っても謎が解明するとは思えないので。まだまだ謎は付きませんが、そろそろキリをつけたいなと思います。
気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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「結局【FF8】とは、何だったのか?」ですが・・・【FF7リメイク】に際してのインタビューで、『FF8・シナリオライター:野島 一成氏』が言われていた言葉、そのままなんじゃないかと。
原作はデフォルメされた結果表現されなかった要素をプレイヤーの想像で補ってもらうことで完成する物語だった。
同じ場面を見ていても受けとった情報と解釈は人それぞれ。今で言うナラティブな語り口だったのかもしれない。
FFVIIリメイクではプレイヤーの想像の余地をかなり減らしてしまうことになる。
この事実がストーリーのテイストをずいぶん変えてしまうはずだ。原作を知る人は戸惑うかもしれない。そんな怖れだ。
先に書いたように、これは【FF7リメイク】に際してのインタビューなので、【FF8】について野島氏が語られた事では無いのですが。一作品進んだ【FF8】も近い状況だったんじゃないかな?
つまり当時の【FF】は「表現されなかった要素をプレイヤーの想像で補ってもらう」「同じ場面を見ていても受けとった情報と解釈は人それぞれ」「ナラティブ=聴衆の〈感情〉に働きかける」で成り立っていた。
【FF8】というゲームを創るのはスクウェア開発陣だけど、プレイヤーの想像なくして成り立たない。
【FF8】にどういう幻想を重ね、どんな幻想物語を思い描くかは、プレイヤーの想像次第。だからこそ開発陣は、ゲーム本編で明確な答え合わせをしなかった。
プレイヤーの受け取り方次第で様々な種が芽を出し、方々に枝が伸び、色とりどりの葉・花・実を付け、いずれその人だけの【FF8】という木に育つ。そういう希望を未来に託した。
だからインターネットが普及した今日。【FF8】の真相を巡って色々な人が年齢・性別・人種を超えて意見交流してくれてる・・・それってまさに、開発陣が未来に託した希望が叶ったって事じゃないかな?
どの説が正解か?・・・そんな事は問題では無くて。
自分の思う【FF8】とは違うから攻撃するんじゃなくて、その人が思う【FF8】を受け入れる。
多様性を受け入れ合う事で、もっと大きな【FF8】という大木が育つかもしれない。
うまく言い表せませんが・・・七瀬は【FF8】は、そういうスクウェアとプレイヤーが創り上げる幻想物語だったんじゃないかなと思います。
もしそうだとすれば、七瀬が【FF8】に捧げた4か月も報われる訳で。
これからも、色々な考察とかが出て来ると幻想物語が広がって楽しいだろうな・・・と、思います。
長らくお付き合い、ありがとうございました。
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