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FF8:[33] 【FF8】は、難産の末に生まれた?
- 2021/02/15 (Mon) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
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【七瀬の幻想による筋書き】
①難産の末に生まれた『主人公・スコール』=【FF8】は非常に厳しい現実の中で創られたゲームだった。
②「世界中の人々」に受け入れられるよう、「日本基準で作っていた【FF】」ではなく「世界基準の【FF】」を模索した結果、【FF8】は【FF】らしさを捨てざるを得なかった。
③スクウェアは「今まで支えてくれたファン」が「その人の【FF8】という幻想物語」を描いてくれると信じたからこそ、敢えて答え合わせをしないままにしている。
④【FF8】を世に送り出して、スクウェアは死ぬ。死んでしまうかもしれない。レインのお産と重ねていたとすれば、それ位の覚悟を持っての【FF8】だった。
気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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ゲーム中で「難産の末に生まれたのは主人公・スコール」ですが。実はそれは【FF8】は非常に厳しい現実の中で創られたゲームだったという事を示してたんじゃないかな?
大前提の【スクウェアが【FF8】に込めた想い?】にも書きましたが。七瀬は、【FF8】は「全世界の人々」対象に創られている&スクウェアは【FF8】というゲームで「多様性を受け入れる事の大切さ」を伝えたかったんじゃないかと思っているのですが・・・このメッセージを一番痛感していたのは、他ならぬスクウェアだったんじゃないかと思うんです。
【『世界中の人々』が対象=『共感力』の違い】
【ハード性能の向上による視覚化】
【「プレイヤーの資質」の差】
長くなるので別記事にまとめましたが・・・こういう事情を考えたら、七瀬的には【FF】らしくない【FF8】が誕生しても、理屈としては通る気がします。・・・気持ちとしては複雑ですが。
「世界中の人々」に受け入れられるよう、「日本基準で作っていた【FF】」ではなく「世界基準の【FF】」を模索した結果、【FF8】は【FF】らしさを捨てざるを得なかった。
多分、スクウェア内部でも意見が分かれたんじゃないかと思います。
「今までの【FF】が評価されてここまで来たんだから、
今までの【FF】で世界に挑むべきだ!」
「いくら良い商品でも、手に取ってもらえなければ意味がない。
プレイしてもらわなければ、その良さは伝わらない。
今はとにかく「世界に受け入れられる事」が優先だ。」
「それでは、今までの日本のファンはどうなるんですか?
世界の為に、今まで支えてくれたファンを見捨てるんですか?!」
まぁ・・・全部、七瀬の勝手な想像ですけどね。関係者の間で、そういう厳しいやり取りがあったんじゃないかなぁと。
勿論、「世界基準の【FF】」と「今までの【FF】」。どちらを誰が支持したのかは分かりません。誰が、どの部署が、どの会社が言い出したのかも分かりません。
でも金儲け的な意味だけではなく「売れなきゃ話にならない」ってのは真実なので、「世界で売れるFF」を創る必要があったのは皆、同じでしょう。その方向性が違うだけで。
出来上がった【FF8】を見る限り、「世界基準の【FF】」を選んだんだろうな・・・とは思いますが。だからと言ってスクウェアが「世界の為に、今まで支えてくれたファンを見捨てた」って事ではないと思います。
表向きには「世界基準の【FF】」ですが、それでは「今まで支えてくれたファン」の期待に応える事が出来ないのは、スクウェアは分かっていた筈です。だって「生みの親」なんだから。
だからスクウェアは「今まで支えてくれたファン」の為に幻想の種を撒いた。「今まで支えてくれたファン」なら、その幻想の種から「その人の【FF8】という幻想物語」を生み出してくれるに違いない。そういう希望が込められていたからこそ、敢えて答え合わせをしないままにしている。「伏線が未回収でストーリーが分かりにくい」と言われる【FF8】になっている。
「【FF】はこんなゲームで終わる筈がない。
きっと何か隠されたストーリーがある筈だ!」
「【FF】の事だから、他のイベントとリンクしてるんじゃないか?」
「幻想に幻想を重ねて 夢を見ているのは誰だ?」
「【FF8】に【FF】という幻想を重ねて 夢を見ているのは誰だ?」
その夢が「リノア=アルティミシア説」であったり、「スコール死亡説」であったり、「世界ループ説」であったりするなら・・・それはスクウェアの希望が叶ったという事。
スクウェアが咲かせる事が出来なかった幻想物語。
今の時代となっては「今まで支えてくれたファン」ではないかもしれませんが。「熱心なファン」が、幻想の種から「その人の【FF8】という幻想物語」を見事に咲かせてくれた・・・っていう事じゃないかな?
そういう意味で【FF8】はスコール同様、難産の末に生まれたと、七瀬は思っています。
でも・・・だとすると、実はもう一つ大きな覚悟を示してたんじゃないかな?
スコールを生んだ後。恐らく難産の末にレインは亡くなりました。
もしも制作陣が、レインとスクウェア&スコールと【FF8】を重ねていたのなら。
【FF8】を世に送り出した後、スクウェアは死んだ。少なくとも「死ぬ覚悟」を持っての【FF8】だった。
制作陣は決して「ダメならダメで何とかなるだろ」みたいな気持ちで『FF』らしくない【FF8】を創ったのではなかったんだろうと・・・七瀬は当時のスクウェア制作陣を信じています。
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【七瀬の幻想による筋書き】
①難産の末に生まれた『主人公・スコール』=【FF8】は非常に厳しい現実の中で創られたゲームだった。
②「世界中の人々」に受け入れられるよう、「日本基準で作っていた【FF】」ではなく「世界基準の【FF】」を模索した結果、【FF8】は【FF】らしさを捨てざるを得なかった。
③スクウェアは「今まで支えてくれたファン」が「その人の【FF8】という幻想物語」を描いてくれると信じたからこそ、敢えて答え合わせをしないままにしている。
④【FF8】を世に送り出して、スクウェアは死ぬ。死んでしまうかもしれない。レインのお産と重ねていたとすれば、それ位の覚悟を持っての【FF8】だった。
気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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ゲーム中で「難産の末に生まれたのは主人公・スコール」ですが。実はそれは【FF8】は非常に厳しい現実の中で創られたゲームだったという事を示してたんじゃないかな?
大前提の【スクウェアが【FF8】に込めた想い?】にも書きましたが。七瀬は、【FF8】は「全世界の人々」対象に創られている&スクウェアは【FF8】というゲームで「多様性を受け入れる事の大切さ」を伝えたかったんじゃないかと思っているのですが・・・このメッセージを一番痛感していたのは、他ならぬスクウェアだったんじゃないかと思うんです。
【『世界中の人々』が対象=『共感力』の違い】
【ハード性能の向上による視覚化】
【「プレイヤーの資質」の差】
長くなるので別記事にまとめましたが・・・こういう事情を考えたら、七瀬的には【FF】らしくない【FF8】が誕生しても、理屈としては通る気がします。・・・気持ちとしては複雑ですが。
「世界中の人々」に受け入れられるよう、「日本基準で作っていた【FF】」ではなく「世界基準の【FF】」を模索した結果、【FF8】は【FF】らしさを捨てざるを得なかった。
多分、スクウェア内部でも意見が分かれたんじゃないかと思います。
「今までの【FF】が評価されてここまで来たんだから、
今までの【FF】で世界に挑むべきだ!」
「いくら良い商品でも、手に取ってもらえなければ意味がない。
プレイしてもらわなければ、その良さは伝わらない。
今はとにかく「世界に受け入れられる事」が優先だ。」
「それでは、今までの日本のファンはどうなるんですか?
世界の為に、今まで支えてくれたファンを見捨てるんですか?!」
まぁ・・・全部、七瀬の勝手な想像ですけどね。関係者の間で、そういう厳しいやり取りがあったんじゃないかなぁと。
勿論、「世界基準の【FF】」と「今までの【FF】」。どちらを誰が支持したのかは分かりません。誰が、どの部署が、どの会社が言い出したのかも分かりません。
でも金儲け的な意味だけではなく「売れなきゃ話にならない」ってのは真実なので、「世界で売れるFF」を創る必要があったのは皆、同じでしょう。その方向性が違うだけで。
出来上がった【FF8】を見る限り、「世界基準の【FF】」を選んだんだろうな・・・とは思いますが。だからと言ってスクウェアが「世界の為に、今まで支えてくれたファンを見捨てた」って事ではないと思います。
表向きには「世界基準の【FF】」ですが、それでは「今まで支えてくれたファン」の期待に応える事が出来ないのは、スクウェアは分かっていた筈です。だって「生みの親」なんだから。
だからスクウェアは「今まで支えてくれたファン」の為に幻想の種を撒いた。「今まで支えてくれたファン」なら、その幻想の種から「その人の【FF8】という幻想物語」を生み出してくれるに違いない。そういう希望が込められていたからこそ、敢えて答え合わせをしないままにしている。「伏線が未回収でストーリーが分かりにくい」と言われる【FF8】になっている。
「【FF】はこんなゲームで終わる筈がない。
きっと何か隠されたストーリーがある筈だ!」
「【FF】の事だから、他のイベントとリンクしてるんじゃないか?」
「幻想に幻想を重ねて 夢を見ているのは誰だ?」
「【FF8】に【FF】という幻想を重ねて 夢を見ているのは誰だ?」
その夢が「リノア=アルティミシア説」であったり、「スコール死亡説」であったり、「世界ループ説」であったりするなら・・・それはスクウェアの希望が叶ったという事。
スクウェアが咲かせる事が出来なかった幻想物語。
今の時代となっては「今まで支えてくれたファン」ではないかもしれませんが。「熱心なファン」が、幻想の種から「その人の【FF8】という幻想物語」を見事に咲かせてくれた・・・っていう事じゃないかな?
そういう意味で【FF8】はスコール同様、難産の末に生まれたと、七瀬は思っています。
でも・・・だとすると、実はもう一つ大きな覚悟を示してたんじゃないかな?
スコールを生んだ後。恐らく難産の末にレインは亡くなりました。
もしも制作陣が、レインとスクウェア&スコールと【FF8】を重ねていたのなら。
【FF8】を世に送り出した後、スクウェアは死んだ。少なくとも「死ぬ覚悟」を持っての【FF8】だった。
制作陣は決して「ダメならダメで何とかなるだろ」みたいな気持ちで『FF』らしくない【FF8】を創ったのではなかったんだろうと・・・七瀬は当時のスクウェア制作陣を信じています。
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