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FF8:[19] とある「お月様」のお話 ②『魔女』の誕生

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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*

*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*

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 人間が誕生してから、どれくらい経ったでしょうか?
 ある時、「月」に乞い願う、女性の悲痛な心の声が届きました。
 どうやら「自分には大切な物を守る力が無いので、月の力を貸して欲しい」という事です。
 そう言われても「月」は困りました。確かに「月」は宇宙的で不思議な力を持っていますが、彼女がどのような力を必要としているか、どんな力があれば大切な物を守れるのかが分かりません。だって「月」は「月」な訳ですから、基本的に「月の立場」でしか考えられません。
 その時「月」は、ふと思いました。「月」には彼女たちが「月」に夢見た「月の女神」が居たのです。
「他ならぬ彼女たちが生み出した「月の女神」なのだから、
 彼女たちが「月」に望む力を持っているに違いない。」
 そう思った「月」は地上の女性に、彼女たちが生み出した「月の女神の力」を授けました。

 これが七瀬の想う『魔女と騎士ゼファー』の魔女の誕生です。
 別に直接『魔女の力』=「月の力」でもイイんですけど・・・せっかく「月の女神」が居るなら、「月の女神の力」を授けた方が色々と都合がイイと思うんですよね。
 だって「月」の力を借りたいって事は、「月はこういう力を持っている」って幻想がまず先にある筈です。「どんな力か分からないけど、凄そうだから頼んでみよ~」なんて楽観的な事は無いと思うんですよね・・・凄い力を持っていると思っているなら尚更。
 つまり彼女たちが「月はこういう力を持っている」って幻想を重ねた結果生まれたのが、彼女たちの「月の女神」なんだから、何を期待されているか分からない「月の力」を授けるよりも、この「月の女神の力」を送る方が最適格な訳です。考えようによっちゃこの「月の女神」は人間たちの「愛のエネルギー」が生み出した産物なんで、人間の元に返しただけ・・・って考え方も出来ますが。

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