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FF8:[18] とある「お月様」のお話 ①『Artemisia』の誕生
- 2021/02/05 (Fri) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
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もしも、アルティミシア=「月」だったとして・・・何で「月」は恐ろしい魔女・アルティミシアになってしまったのか?それを「月」の立場から見ていきたいと思います。
勿論、今回も七瀬の幻想物語という事でお願いします。
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【月が自我『G.F. 月』を持つまで】
①スコール達の「星」(以下「星」と表記)に衝突した弾みで、「月の原始惑星(Theia)」の大部分は粉々になって宇宙に漂っていた。
②「月の原始惑星」の衝突によって「星」の地表の一部も破壊(これが「セントラクレーター」)され、その破片は「月の原始惑星」の破片と共に宇宙を漂っていた。
③「月の原始惑星の核」は「星」へと落下(これが「大石柱」)。
④「星」の周りを漂っていた「月の原始惑星」と「星」の破片が集まって新たな「月」が誕生した。
七瀬としては、ここまでは「月」は「月」という物体(事実)です。まだ「月の意思・自我」みたいなのは無いと仮定しています。
でも「物体も最初から魂を持っている」という幻想をお持ちの方は、この時点で既に月は魂を持っていてもよいと思います。
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長い年月の後に誕生した人間達は、夜空を照らす「月」に様々な幻想を思い巡らせました。
「お月様は、何でついて来てくれるの?
夜道が危なくないように、ついて来てくれるのかな?」
「あそこの黒い所・・・兎に見えるのは何で?」
「きっと月には、美しい女神様が居るだよ。」
「ほら、お月様の用意が出来ましたよ。今日のお月様は一段と綺麗ね。」
「あまり月を見過ぎてはいけないよ。
月に魅入られてしまうからね・・・。」
文化風習は違えど世界中の人達が「月」の美しさを愛で、時にはその神秘性に本能的な恐ろしさを感じながらも、自分達を見守るように夜空に輝く「月」を、尊く美しい神秘的な力を持つ存在として愛してくれました。
海の干潮にも影響するように、「月」は「星」の物を引き寄せる「引力」を持っています。
なので、その人々の心=「愛のエネルギー」は月へと引き寄せられ、たくさんの「愛のエネルギー」によって、「月」は魂=自我を持つようになりました。
この最初の「月」の自我が、所謂「Artemisia」の誕生です。
おばあちゃんに「大事にしている物には魂が宿るんだよ」と言われた事は無いですか?
理屈は同じです。古代より人間達が「月」に寄せてきた「愛のエネルギー」を得て、「月」が魂=「Artemisiaという自我」を得たという事です。
「そんな都合の良い解釈・・・」って思われるかもしれませんが、寧ろファンタジーなら良くあるネタですよね。
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人間達からの「月への愛」を受けて、「月」はとても穏やかで優しい気持ちでいる事が出来ました。地上の人々が幸せでいてくれる・・・それは「月」にとっても、幸せな事だったのです。
でも「月」は、不思議に思う事がありました。
「月、月亮、Moon、Luna・・・。
何で最近は私の事を、色々な名前で呼ぶんだろう?」
人類の増加・発展により、民族・文化の違いが発生し始めた為、人々は「月」の事を「自分達の月の呼称」で呼ぶようになりました。
でも「月」にすれば、みんな可愛い「星の人たち」です。何がそうさせるのか?何が違うのか分かりません。
けれど人間達が多様性を持つという事は、自分たちの文化によって違う「月」の様々な幻想を創り上げてくれました。
一番分かりやすいのが、たくさんの「月の神」達です。
ある人達は「ルーナ(ローマ神話)」「アルテミス(ギリシア神話)」「常羲(中国神話)」という月の女神を。女神ではなく男神「マーニ(北欧神話)」という人達も居ましたし、「ツクヨミ(日本神話)」など性別を定めない人達も居ました。
また人間達は「月の神」以外にも、「月の影」が兎・ロバ・ワニ・吠えるライオン・カニに見えるなど、色々な幻想を思い巡らせました。
そしてそれらの幻想は「月」の時と同じように「愛のエネルギー」となって「月」へと引き寄せられ、「月」で人間達が幻想した姿を得ました。なので「月」は「人間達が月に居ると考えた色々な神様や動物たち」で、とても賑やかになりました。
月の呼称や神様の名前は、あくまでも例です。時代がかみ合わないとかあると思うので。
人類の誕生から人類を見守ってきた「月」にすれば、文化や民族といった枠が異なっても「地球人」みたいな感覚だった訳ですよね。
それが徐々に分かれて行った事に疑問を抱きながらも、だからこそ生まれる多様性に最初は好意的だったんじゃないかと(時々、怖い幻想も居るけど)。
因みに「「愛のエネルギー」が「月」へと引き寄せられ、「月」で人間達が幻想した姿を得た」っていうのは、『G.F.』(自律エネルギー体が集まって、実体の様な形をとっている)みたいなイメージです。
「月」が自我を持った時って、あくまでも「月に対する想い」だった訳です。なので「月」自身が自我を持ちました。
でも今回は「月にはこういう名前・姿・性格の女神様がいる」っていうビジョンを伴っているので、それごと創り上げられた・・・って事。だからこの時の「月」には『G.F. ルーナ』『G.F. ツクヨミ』『G.F. 餅つき兎』みたいなのが本当に居たっていうのが、七瀬の想像図です。かなり賑やかですね。
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もしも、アルティミシア=「月」だったとして・・・何で「月」は恐ろしい魔女・アルティミシアになってしまったのか?それを「月」の立場から見ていきたいと思います。
勿論、今回も七瀬の幻想物語という事でお願いします。
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【月が自我『G.F. 月』を持つまで】
①スコール達の「星」(以下「星」と表記)に衝突した弾みで、「月の原始惑星(Theia)」の大部分は粉々になって宇宙に漂っていた。
②「月の原始惑星」の衝突によって「星」の地表の一部も破壊(これが「セントラクレーター」)され、その破片は「月の原始惑星」の破片と共に宇宙を漂っていた。
③「月の原始惑星の核」は「星」へと落下(これが「大石柱」)。
④「星」の周りを漂っていた「月の原始惑星」と「星」の破片が集まって新たな「月」が誕生した。
七瀬としては、ここまでは「月」は「月」という物体(事実)です。まだ「月の意思・自我」みたいなのは無いと仮定しています。
でも「物体も最初から魂を持っている」という幻想をお持ちの方は、この時点で既に月は魂を持っていてもよいと思います。
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長い年月の後に誕生した人間達は、夜空を照らす「月」に様々な幻想を思い巡らせました。
「お月様は、何でついて来てくれるの?
夜道が危なくないように、ついて来てくれるのかな?」
「あそこの黒い所・・・兎に見えるのは何で?」
「きっと月には、美しい女神様が居るだよ。」
「ほら、お月様の用意が出来ましたよ。今日のお月様は一段と綺麗ね。」
「あまり月を見過ぎてはいけないよ。
月に魅入られてしまうからね・・・。」
文化風習は違えど世界中の人達が「月」の美しさを愛で、時にはその神秘性に本能的な恐ろしさを感じながらも、自分達を見守るように夜空に輝く「月」を、尊く美しい神秘的な力を持つ存在として愛してくれました。
海の干潮にも影響するように、「月」は「星」の物を引き寄せる「引力」を持っています。
なので、その人々の心=「愛のエネルギー」は月へと引き寄せられ、たくさんの「愛のエネルギー」によって、「月」は魂=自我を持つようになりました。
この最初の「月」の自我が、所謂「Artemisia」の誕生です。
おばあちゃんに「大事にしている物には魂が宿るんだよ」と言われた事は無いですか?
理屈は同じです。古代より人間達が「月」に寄せてきた「愛のエネルギー」を得て、「月」が魂=「Artemisiaという自我」を得たという事です。
「そんな都合の良い解釈・・・」って思われるかもしれませんが、寧ろファンタジーなら良くあるネタですよね。
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人間達からの「月への愛」を受けて、「月」はとても穏やかで優しい気持ちでいる事が出来ました。地上の人々が幸せでいてくれる・・・それは「月」にとっても、幸せな事だったのです。
でも「月」は、不思議に思う事がありました。
「月、月亮、Moon、Luna・・・。
何で最近は私の事を、色々な名前で呼ぶんだろう?」
人類の増加・発展により、民族・文化の違いが発生し始めた為、人々は「月」の事を「自分達の月の呼称」で呼ぶようになりました。
でも「月」にすれば、みんな可愛い「星の人たち」です。何がそうさせるのか?何が違うのか分かりません。
けれど人間達が多様性を持つという事は、自分たちの文化によって違う「月」の様々な幻想を創り上げてくれました。
一番分かりやすいのが、たくさんの「月の神」達です。
ある人達は「ルーナ(ローマ神話)」「アルテミス(ギリシア神話)」「常羲(中国神話)」という月の女神を。女神ではなく男神「マーニ(北欧神話)」という人達も居ましたし、「ツクヨミ(日本神話)」など性別を定めない人達も居ました。
また人間達は「月の神」以外にも、「月の影」が兎・ロバ・ワニ・吠えるライオン・カニに見えるなど、色々な幻想を思い巡らせました。
そしてそれらの幻想は「月」の時と同じように「愛のエネルギー」となって「月」へと引き寄せられ、「月」で人間達が幻想した姿を得ました。なので「月」は「人間達が月に居ると考えた色々な神様や動物たち」で、とても賑やかになりました。
月の呼称や神様の名前は、あくまでも例です。時代がかみ合わないとかあると思うので。
人類の誕生から人類を見守ってきた「月」にすれば、文化や民族といった枠が異なっても「地球人」みたいな感覚だった訳ですよね。
それが徐々に分かれて行った事に疑問を抱きながらも、だからこそ生まれる多様性に最初は好意的だったんじゃないかと(時々、怖い幻想も居るけど)。
因みに「「愛のエネルギー」が「月」へと引き寄せられ、「月」で人間達が幻想した姿を得た」っていうのは、『G.F.』(自律エネルギー体が集まって、実体の様な形をとっている)みたいなイメージです。
「月」が自我を持った時って、あくまでも「月に対する想い」だった訳です。なので「月」自身が自我を持ちました。
でも今回は「月にはこういう名前・姿・性格の女神様がいる」っていうビジョンを伴っているので、それごと創り上げられた・・・って事。だからこの時の「月」には『G.F. ルーナ』『G.F. ツクヨミ』『G.F. 餅つき兎』みたいなのが本当に居たっていうのが、七瀬の想像図です。かなり賑やかですね。
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