落書き帳の10ページ目
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FF8:[11] 「大いなるハイン」は、本当に酷い神様だったのか? ③
- 2021/01/11 (Mon) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の妄想設定』を基に、勝手に『妄想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
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【七瀬の妄想による筋書き】
①『抜け殻のハイン』には『ハイン』の精神・魂は残されていなかった。なので人間の言葉が理解できず、赤ちゃんのように本能的に暴れただけ。
②『ハインの半身』=魔法の力の半分だと思っていたのは人間の勝手な思い込み。勝手に思い込んでいただけなのに「約束を破った!」と、一方的に怒っているに過ぎない。
③人間が『魔法のハイン』『抜け殻のハイン』と名づけ、一方的な悪印象を広める事で、『魔法のハイン(闇落ち)』という新たな神様が生み出された?
気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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【七瀬の妄想による筋書き】
①『抜け殻のハイン』には『ハイン』の精神・魂は残されていなかった。なので人間の言葉が理解できず、赤ちゃんのように本能的に暴れただけ。
②『ハインの半身』=魔法の力の半分だと思っていたのは人間の勝手な思い込み。勝手に思い込んでいただけなのに「約束を破った!」と、一方的に怒っているに過ぎない。
③人間が『魔法のハイン』『抜け殻のハイン』と名づけ、一方的な悪印象を広める事で、『魔法のハイン(闇落ち)』という新たな神様が生み出された?
気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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この後は、この事を切っ掛けに人間たちが『ハイン』のいう事を聞かなくなった事、抵抗しはじめた事、人間の数の多さと魔法を持たないかわりに獲得した知恵でやり込められることが多くなった事。
そして困った『ハイン』が「自分の半身とその力を人間たちに与える」という取引を持ち掛け、実際に人間も合意したものの、その力を巡って人間同士が争い、長い長い戦いによりたくさんの国ができた事が書かれています。
前回書きましたが、人間側は「よりによって『子供』を殺すなんて、酷い神様だ!」と思っている訳ですから、ある意味当然の行いだと思います。
でも、『ハイン』が「人間の命は年齢関係無くみんな平等。だったら今後人間の数を増やす『子供』を間引くのが、最も効率的に人間の数を減らせる方法だ」と判断して『子供』を焼き尽くしたのなら・・・『ハイン』は何で助けてあげた命(人間)たちが自分に反抗するようになったのか、理解出来なかったんじゃないかと思います。
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この戦いに勝利したのが黒耳王ゼバルガとその一族だった。
彼らは森の中で居眠りしていた『ハインの半身』に約束どおりおまえの力をよこせと言った。
だが『ハインの半身』はのらりくらりと答えをはぐらかした。
なんとかしようとゼバルガは賢者バスカリューンに相談した。
賢者バスカリューンは知恵を巡らせて『ハインの半身』から答えを聞き出した。
『ハイン』は半身に野蛮で粗野な腕力しか残さなかったのだ。
この時の『ハインの半身』のイメージって、正直どんな感じですか?
七瀬は前半の「おまえの力をよこせ」と言ってくる人間相手に「のらりくらりと答えをはぐらかす」『ハインの半身』のイメージと、後半の「野蛮で粗野な腕力しか残さなかった」『ハインの半身』のイメージがどうにも噛み合わないんですよね。「野蛮で粗野な腕力しか残さなかった『ハインの半身』」なら、「おまえの力をよこせ」なんて言ってくる人間なんぞ問答無用でぶっ飛ばしててもおかしく無いと思いませんか?
ただ一つ噛み合うイメージがあるとすれば、
「『ハインの半身』は、森の中で眠っていた。
そこに人間たちがやってきて何やら言い始めたけど、
何を言っているのか理解できなかった。
なのに勝手に相手はますます怒ってくるので、本能的に腕を振り回した結果、
神様の肉体である『ハインの半身』は凄い力も持っていたので、
その驚異的な腕力に人間達は勝手に驚いた。」
神様の肉体なのでスケールの大きな話になりますが、これって「産まれたばかりの赤ちゃん」の行動に似てる気がするんですよね。
つまり『ハイン』は自分の身体を切り裂き『ハインの半身』×2に分かれた訳ですが、人間曰く「魔法のハイン(神秘の力)」と「抜け殻のハイン(野蛮で粗野な腕力)」に分かれたこの時に、本来の『ハイン(精神・魂)』は「魔法のハイン(神秘の力)」の方だけに付いていた。
なので「抜け殻のハイン(野蛮で粗野な腕力)」の方には『ハイン(精神・魂)』は存在せず、産まれたばかりの赤ちゃんのような「真っ新な魂」という状態になっていた。
あまり共感できる方は居られないかと思いますが、この一節を読んで「言葉を分かってくれない赤ちゃんの本能的な暴れっぷりは、まるで恐竜やモンスター並の暴れっぷりだ」と・・・そんな話を思い出したんですよね。
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人間たちは『ハイン』の力の半分とは、当然、
神秘の力である魔法の力の半分だと思っていたが、
『ハインの半身』は『抜け殻のハイン』だったのだ。
その話を聞いたゼバルガ一族は怒った。
約束を破った『ハイン』を今度こそ倒そうと考えた。
・・・ここまで来ると、自白してますよね。
人間たちは「『ハイン』の力の半分とは、当然、神秘の力である魔法の力の半分だと勝手に思い込んでいた」だけ。つまり「『ハインの半身』って事は、魔法の力の半分って事ですよね?」って事前確認をしてた訳でも無いって事ですよね?
なのに「実際は『ハインの半身』は『抜け殻のハイン』だった」と知るや否や、「アイツ、約束を破りやがった!許さん!!」って、一方的にプンプンしてる訳です。
人間側から事実だけを見れば、確かに「思ってたのと違う」だったかもしれません。でも「『ハインの半身』=魔法の力の半分」と思い込んでいたのは人間の勝手な解釈であって、『ハイン』にすれば、「身体を分けるって言ったら、精神・魂/肉体に分けるに決まってるでしょ?え?魔法の力?魔法の力は魂無しでは有り得ないのよ?何言ってんの?」って感覚だったかもしれませんし。
もっと言えば「目に見えない「精神・魂」、もしくは扱いきれない「神秘の力」を渡すより、人間に近い姿形をし、とても強い力を備える「肉体」を渡して、新しい神様として育ててもらった方が、人間の為になる&喜んでもらえるんじゃないか?」と、『ハイン』は考えた・・・そんな可能性だってある訳です。もしそうだとしたら、人間側があまりに一方的で無茶苦茶だと思いませんか?
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しかし魔法を持つほうの『ハインの半身』は一向に見つからなかった。
人間は行方不明の『ハイン』に『魔法のハイン』と名づけて、
何世代にも渡って捜しつづけた。
『ハイン』という名前は「真」だと仮定しましょう。誰かさんみたいに『ハイン』自身が自ら「私は、『ハイン』。」と自己紹介したのかどうかは知りませんが、そこまで「筆者の想像に過ぎないかも」と疑って掛かると話が進みません。
でも確かなのは『魔法のハイン』、そして多分『抜け殻のハイン』も、一方的に人間が名づけた名前という事ですが・・・それって『ハイン』本人としては、どうなんでしょうか?これが全然違う名前になってたら「自分の事だとは分からないor別の存在と差別化出来る」可能性もありますが、『ハイン』と付いている以上は、やっぱり自分の事だと分かりますよね?
「『ハイン』っていう神様は、子供を焼き尽くしたり、
人間を騙した挙句に行方を晦ました、酷い神様だ。
魔法の力を持って逃げた『魔法のハイン』を、何としても探し出せ!」
って、言われる訳ですよ、何世代にも渡って。
しかも肉体を失った以上、巫女さんみたいな存在でもない限り、自分の真意を伝える術も無く、人間側の都合で勝手に「『ハイン』は酷い神様」というレッテルを貼られ放題。
後世の人なんか、一方的な「偉大なる賢者バスカリューンの記」の記述でしか『ハイン』を知る方法が無いので、ますます「『ハイン』は酷い神様」という『ハイン像』が作られていく訳です。・・・情報って恐ろしい!!
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そうなってくると思い浮かぶのは、
「『ハインの半身』となった時点では、『ハイン』はまだ人間思いな神様だった。
が、『魔法のハイン』と呼ばれるようになり、
人間たちの間で広まる「酷い神様」いうイメージに失望し、
長い年月のうち、闇落ちした。」
という、昨今では珍しくもない「『魔法のハイン』闇落ち説」ですが・・・【FF8】の場合、若干ニュアンスが違う気がするんですよね。
七瀬的には『闇落ち』っていうのは、「心の隙・弱い部分を突かれ、それに耐え兼ねて本来のキャラが黒いキャラに変貌する」イメージなのですが。『魔法のハイン』の場合はそもそも肉体もないし、自分で自分の思いを伝える術を持たない、口伝や書物から得たイメージでしか存在を維持できない存在な訳で。頼りの綱の「イメージが悪くなる」という事は、本来のイメージ関係無くその悪いイメージ像に取って代わられる=『魔法のハイン』が失望して闇落ちするのではなく、世間で言われるような『魔法のハイン(闇落ち)』として新たな神として生まれる&乗っ取られる・・・とでも言えばイイかな?
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結論としては、「【FF8】の黒幕は『魔法のハイン』?」と言われるように、本編にはほとんど露出がないにも関わらず『魔法のハイン(闇落ち)』は重要な立ち位置にいると思います。
だた「創世の神様が最初から酷い神様・人でなし」&「「偉大なる賢者バスカリューンの記」に書かれている内容が、あまりに人間側の都合に偏り過ぎている」というのを考えると、どうしても「本当に創世の神様が、最初から酷い神様だったのかなぁ?」と思ってしまう訳です。
まぁ、七瀬は世界の神話に詳しい訳でも何でもないので、神様と人間の関係性云々分かりませんが・・・って言うか、神話ってのは神様の世界の話で、神様がモブ。創世の神様が初期の頃から人間と共存してるイメージが無いんですよね、時代が下ってからならとにかく。
神話の神様って結構人間っぽかったり、乱暴だったり、異形の子を流したりと、「良い神様ばっかりじゃない」「結構、過激な神様も多い」って事くらいは知ってるつもりですが・・・それだって「七瀬が自分の知っている情報で脳内に作り上げた、勝手な神様のイメージ像」な訳ですよね。上手くまとめられませんが、何かそういうのが【FF8】の物語には横たわっている気がします。
この後は、この事を切っ掛けに人間たちが『ハイン』のいう事を聞かなくなった事、抵抗しはじめた事、人間の数の多さと魔法を持たないかわりに獲得した知恵でやり込められることが多くなった事。
そして困った『ハイン』が「自分の半身とその力を人間たちに与える」という取引を持ち掛け、実際に人間も合意したものの、その力を巡って人間同士が争い、長い長い戦いによりたくさんの国ができた事が書かれています。
前回書きましたが、人間側は「よりによって『子供』を殺すなんて、酷い神様だ!」と思っている訳ですから、ある意味当然の行いだと思います。
でも、『ハイン』が「人間の命は年齢関係無くみんな平等。だったら今後人間の数を増やす『子供』を間引くのが、最も効率的に人間の数を減らせる方法だ」と判断して『子供』を焼き尽くしたのなら・・・『ハイン』は何で助けてあげた命(人間)たちが自分に反抗するようになったのか、理解出来なかったんじゃないかと思います。
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この戦いに勝利したのが黒耳王ゼバルガとその一族だった。
彼らは森の中で居眠りしていた『ハインの半身』に約束どおりおまえの力をよこせと言った。
だが『ハインの半身』はのらりくらりと答えをはぐらかした。
なんとかしようとゼバルガは賢者バスカリューンに相談した。
賢者バスカリューンは知恵を巡らせて『ハインの半身』から答えを聞き出した。
『ハイン』は半身に野蛮で粗野な腕力しか残さなかったのだ。
この時の『ハインの半身』のイメージって、正直どんな感じですか?
七瀬は前半の「おまえの力をよこせ」と言ってくる人間相手に「のらりくらりと答えをはぐらかす」『ハインの半身』のイメージと、後半の「野蛮で粗野な腕力しか残さなかった」『ハインの半身』のイメージがどうにも噛み合わないんですよね。「野蛮で粗野な腕力しか残さなかった『ハインの半身』」なら、「おまえの力をよこせ」なんて言ってくる人間なんぞ問答無用でぶっ飛ばしててもおかしく無いと思いませんか?
ただ一つ噛み合うイメージがあるとすれば、
「『ハインの半身』は、森の中で眠っていた。
そこに人間たちがやってきて何やら言い始めたけど、
何を言っているのか理解できなかった。
なのに勝手に相手はますます怒ってくるので、本能的に腕を振り回した結果、
神様の肉体である『ハインの半身』は凄い力も持っていたので、
その驚異的な腕力に人間達は勝手に驚いた。」
神様の肉体なのでスケールの大きな話になりますが、これって「産まれたばかりの赤ちゃん」の行動に似てる気がするんですよね。
つまり『ハイン』は自分の身体を切り裂き『ハインの半身』×2に分かれた訳ですが、人間曰く「魔法のハイン(神秘の力)」と「抜け殻のハイン(野蛮で粗野な腕力)」に分かれたこの時に、本来の『ハイン(精神・魂)』は「魔法のハイン(神秘の力)」の方だけに付いていた。
なので「抜け殻のハイン(野蛮で粗野な腕力)」の方には『ハイン(精神・魂)』は存在せず、産まれたばかりの赤ちゃんのような「真っ新な魂」という状態になっていた。
あまり共感できる方は居られないかと思いますが、この一節を読んで「言葉を分かってくれない赤ちゃんの本能的な暴れっぷりは、まるで恐竜やモンスター並の暴れっぷりだ」と・・・そんな話を思い出したんですよね。
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人間たちは『ハイン』の力の半分とは、当然、
神秘の力である魔法の力の半分だと思っていたが、
『ハインの半身』は『抜け殻のハイン』だったのだ。
その話を聞いたゼバルガ一族は怒った。
約束を破った『ハイン』を今度こそ倒そうと考えた。
・・・ここまで来ると、自白してますよね。
人間たちは「『ハイン』の力の半分とは、当然、神秘の力である魔法の力の半分だと勝手に思い込んでいた」だけ。つまり「『ハインの半身』って事は、魔法の力の半分って事ですよね?」って事前確認をしてた訳でも無いって事ですよね?
なのに「実際は『ハインの半身』は『抜け殻のハイン』だった」と知るや否や、「アイツ、約束を破りやがった!許さん!!」って、一方的にプンプンしてる訳です。
人間側から事実だけを見れば、確かに「思ってたのと違う」だったかもしれません。でも「『ハインの半身』=魔法の力の半分」と思い込んでいたのは人間の勝手な解釈であって、『ハイン』にすれば、「身体を分けるって言ったら、精神・魂/肉体に分けるに決まってるでしょ?え?魔法の力?魔法の力は魂無しでは有り得ないのよ?何言ってんの?」って感覚だったかもしれませんし。
もっと言えば「目に見えない「精神・魂」、もしくは扱いきれない「神秘の力」を渡すより、人間に近い姿形をし、とても強い力を備える「肉体」を渡して、新しい神様として育ててもらった方が、人間の為になる&喜んでもらえるんじゃないか?」と、『ハイン』は考えた・・・そんな可能性だってある訳です。もしそうだとしたら、人間側があまりに一方的で無茶苦茶だと思いませんか?
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しかし魔法を持つほうの『ハインの半身』は一向に見つからなかった。
人間は行方不明の『ハイン』に『魔法のハイン』と名づけて、
何世代にも渡って捜しつづけた。
『ハイン』という名前は「真」だと仮定しましょう。誰かさんみたいに『ハイン』自身が自ら「私は、『ハイン』。」と自己紹介したのかどうかは知りませんが、そこまで「筆者の想像に過ぎないかも」と疑って掛かると話が進みません。
でも確かなのは『魔法のハイン』、そして多分『抜け殻のハイン』も、一方的に人間が名づけた名前という事ですが・・・それって『ハイン』本人としては、どうなんでしょうか?これが全然違う名前になってたら「自分の事だとは分からないor別の存在と差別化出来る」可能性もありますが、『ハイン』と付いている以上は、やっぱり自分の事だと分かりますよね?
「『ハイン』っていう神様は、子供を焼き尽くしたり、
人間を騙した挙句に行方を晦ました、酷い神様だ。
魔法の力を持って逃げた『魔法のハイン』を、何としても探し出せ!」
って、言われる訳ですよ、何世代にも渡って。
しかも肉体を失った以上、巫女さんみたいな存在でもない限り、自分の真意を伝える術も無く、人間側の都合で勝手に「『ハイン』は酷い神様」というレッテルを貼られ放題。
後世の人なんか、一方的な「偉大なる賢者バスカリューンの記」の記述でしか『ハイン』を知る方法が無いので、ますます「『ハイン』は酷い神様」という『ハイン像』が作られていく訳です。・・・情報って恐ろしい!!
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そうなってくると思い浮かぶのは、
「『ハインの半身』となった時点では、『ハイン』はまだ人間思いな神様だった。
が、『魔法のハイン』と呼ばれるようになり、
人間たちの間で広まる「酷い神様」いうイメージに失望し、
長い年月のうち、闇落ちした。」
という、昨今では珍しくもない「『魔法のハイン』闇落ち説」ですが・・・【FF8】の場合、若干ニュアンスが違う気がするんですよね。
七瀬的には『闇落ち』っていうのは、「心の隙・弱い部分を突かれ、それに耐え兼ねて本来のキャラが黒いキャラに変貌する」イメージなのですが。『魔法のハイン』の場合はそもそも肉体もないし、自分で自分の思いを伝える術を持たない、口伝や書物から得たイメージでしか存在を維持できない存在な訳で。頼りの綱の「イメージが悪くなる」という事は、本来のイメージ関係無くその悪いイメージ像に取って代わられる=『魔法のハイン』が失望して闇落ちするのではなく、世間で言われるような『魔法のハイン(闇落ち)』として新たな神として生まれる&乗っ取られる・・・とでも言えばイイかな?
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結論としては、「【FF8】の黒幕は『魔法のハイン』?」と言われるように、本編にはほとんど露出がないにも関わらず『魔法のハイン(闇落ち)』は重要な立ち位置にいると思います。
だた「創世の神様が最初から酷い神様・人でなし」&「「偉大なる賢者バスカリューンの記」に書かれている内容が、あまりに人間側の都合に偏り過ぎている」というのを考えると、どうしても「本当に創世の神様が、最初から酷い神様だったのかなぁ?」と思ってしまう訳です。
まぁ、七瀬は世界の神話に詳しい訳でも何でもないので、神様と人間の関係性云々分かりませんが・・・って言うか、神話ってのは神様の世界の話で、神様がモブ。創世の神様が初期の頃から人間と共存してるイメージが無いんですよね、時代が下ってからならとにかく。
神話の神様って結構人間っぽかったり、乱暴だったり、異形の子を流したりと、「良い神様ばっかりじゃない」「結構、過激な神様も多い」って事くらいは知ってるつもりですが・・・それだって「七瀬が自分の知っている情報で脳内に作り上げた、勝手な神様のイメージ像」な訳ですよね。上手くまとめられませんが、何かそういうのが【FF8】の物語には横たわっている気がします。
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