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落書き帳の10ページ目

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FF8:[6] 【FF8】の人々は『G.F. 〇〇』にジャンクションされている

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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*

*本ブログは『個人の妄想設定』を基に、勝手に妄想物語を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*

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【七瀬の妄想による筋書き】
①ループ世界は必ず「『Ultimecia』が時間圧縮し世界を作り直す」事で終わりを迎え、ループの始まりに戻る。
②時間圧縮世界で時のアルゴリズムに飲み込まれ、肉体を失うも魂は残る。それが転じて『自律エネルギー体=G.F.』となる。
③『G.F. 〇〇』となった人々は時間圧縮世界を抜け、それぞれが思う時代の自分の元へと向かう。
④基本的に『G.F. 〇〇』は世界・歴史の変化を望まない。何故なら世界・歴史が変化するという事は、『G.F. 自分の子供』の戻り先となる『本来生まれてくる筈だった、自分の子供』の誕生が保証されなくなるから。
⑤そもそも『FF8の人々』は、大きな世界・歴史の変化を望めないシステムになっている。それは『世界の理』レベルの話(開発側の都合?)。

 気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。

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 スコールに関しては【『Maybe I'm a Lion』=多分、俺がライオンだ】の方に詳しく書いているので、ここではそれ以外の【FF8】の世界の人々に焦点を当てて書きたいと思います。

 ①&②に関しては、基本的にはスコールと同じ原理です。つまり、
①時間圧縮世界で時のアルゴリズムに飲み込まれ、人々は肉体を失う。
 七瀬が思うループ世界は、世界丸ごとループしているイメージです。そして世界の住人たちは、無意識のうちに不自由の中の自由を選択しながら、ループ世界を回しています。
 そして今までのループ世界は、どのようなルートを辿ったとしても、結局「ループ世界の終わり=『Ultimecia』の時間圧縮世界に飲み込まれる」でした。
 その「時のアルゴリズムに飲み込まれる」とは、時の流れには肉体は逆らえない=生物は時が流れれば必ず老い肉体は滅びる(不老不死は有り得ない)。つまり、肉体の消滅。【FF8】の世界の人々は毎回、時のアルゴリズムに飲み込まれ、肉体を失っていた事になります。 
 尚、時間圧縮までに肉体を失っていた(=死亡していた)場合は、レインの様に幽霊となって現世に留まるか、『皇帝の魂』が言っていたように冥府・・・つまり魂が集まる場所へと向かい、そこで時間圧縮の時が来るのを待ちます。

②肉体は失うも、その魂(=意識・記憶・霊的エネルギーなど)は、『自律エネルギー体』として残る。
 時の流れで肉体は滅びでも、時の流れで魂(=意識・記憶・霊的エネルギーなど)が消える事はありません。誰かが思い続けていてくれる限り、その存在は消えないのです。ラグナが言いたかった事は、そういう事だったんじゃないでしょうか?
 現代風に言えば「死んで体は失ったとしても、魂は不滅なんだよ」って考え方と一緒。嘘くさい感じなるけど「時間圧縮世界で、みんな肉体を失い幽霊になった」って思えばイメージしやすいかな。
 『FF8』っぽく言えば、肉体を失うという事は見方を変えれば、その昔『大いなるハイン』が自らを『魔法のハイン(魔法・神秘の力を持った存在)』と『抜け殻のハイン(野蛮で粗野な腕力しか残さなかった存在)』に分けたのと、ほぼ同じ状態。
 そして「残った魂=『自律エネルギー体』」と考えれば、『FF8用語(チュートリアル)』で言うところの『G.F.(自律エネルギー体)』。つまり肉体と引き換えに、歴代ループ世界の記憶を引き継いだ『G.F. 〇〇』という存在が生まれます。

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 ここから、スコール達のような世界に多大な影響を与える「宿命を持つ人物」と、変化を望まない「世界の人々」で、若干変わってくるように思います。

③自らの肉体から切り離され『G.F. 』となった『G.F.  〇〇』は時間圧縮世界を経て、基本「それぞれが思う時代の自分」の元へと向かう。
 
時間圧縮世界は「強くイメージする事が出来れば、どんな時代にだって行ける世界」です。基本的には皆、自分が思い出せる最古の記憶を頼りに、自分自身の元へと向かうと思います。
 ただ「ジャンクション出来るか出来ないか関係なく、とにかく傍に居たい」という強い気持ちがあれば、自分自身以外の大切な人の元へも行けたのではないかと思います。尤も、自分自身以外となると、余程相性が良くない限りはG.F.側から一方的にジャンクションするのは難しいんじゃないかとは思いますが(魔女の力の継承で、相性が求められるのと同じ考え方)。

④とは言っても、『G.F. 〇〇』は、常に『自分自身』にジャンクションしていた訳では無い。手助けが必要な時以外は近くで見守っているだけ。
 では世界・歴史の
変化を望まない『G.F. 〇〇』が、手助けしたい時とは何時か?それは当然、自分自身の人生の分岐点です。結婚相手や、他国への移住、危険な事をやらかした時の対処法など・・・ここを変えてしまうと、後の人生が変わってしまうという状況は避けたかった筈(中でも「自分が変えた行動のせいで、生まれる筈だった子供が誕生しなくなる未来」は何としても避けたかった)。
 なので、そのような分岐点に立った場合は『G.F. 〇〇』がジャンクションし、本来のルートを進むように意識に干渉していた。毎日の朝ごはんとか、誕生日プレゼントを何にするかとか、そういった小さい自由&後から修正がきく選択は『G.F. 〇〇』もどうでもイイだろうけど・・・結婚相手を変えるとか、他所の国へ単身赴任とかは困る訳です。
 干渉度合いに関しても『G.F. 〇〇』によって違うとは思いますが。ウィンヒルの村の人々が極端なまでによそ者を警戒&レインの死をふらりと来た よそ者にかかわったせいで 彼女は帰らぬ人となってしまったけれどとまで言うのは、そういった変化を嫌っての事だったんじゃないかと思う訳です。個人レベルではなく村人全体が、他所から持ち込まれる変化を拒んでいた。『G.F. おばあちゃん』からすれば、「過去のループ世界のように、道具屋の兄さんと結婚していれば、レインも死なずに済んだのに・・・。」と、いった所でしょうか。しかも厄介なのは、「一度そうなったからには以降も踏襲しないと、更に世界があらぬ方向に変化してしまう。だからこれ以上の変化を望まないなら、失敗だったと分かっていても修正する事が出来ない」「世界全体が変化を望まない生活を送っているのなら、『以前のように戻す』という変化すら難しい」という事です。
 尚、手助けの必要がない常時は『G.F. スコール』の時と同じで、守護霊の様に寄り添っていただけだと思います。『G.F. 〇〇』としては、ちょっとした行動の違いが世界の命運に関わってくるスコールやラグナ達とは違って、自分自身の生活圏内の平穏&安定が保たれていればよいので。逐一干渉してまで、自分自身の自由を奪う必要は無かったんじゃないかと。「全部、お前を思っての事だ!」とか言って、いちいち口出し(=干渉)してくる守護霊も、有難迷惑ですしね(笑)。

⑤そもそも『FF8の人々』は、大きな世界・歴史の変化を望めないシステムになっている。それは『世界の理』レベルの話(開発側の都合?)。
 これは、ループ物の世界をどこまで「ループ物だから」と、容認出来るか・・・って問題です。つまり「④まで制約されていたら、基本的に同じような世界が繰り返される」と考えてイイのか、「④程度の制約では、神の領域レベルの決定事項(=生まれてくる子供の性別など)までは確定出来ない」と考えるか。
 「ループ世界なんだから、変えたい部分以外は基本同じって考えるのでイイんじゃない?」って場合は、ここまでの筋書きでイイと思います。
 ただ「人間&G.F.の努力だけでは、同じ世界を繰り返すのは無理」となると、「この世界には『世界の理』(=『Artemisia』&『Ultimecia』や同等の存在)によって、変化の無い世界が保たれている」という前提を付け足す必要があるかと思います。
 う~ん、アーヴァインの無限の可能性の否定や、選べる選択肢の少なさ・・・って部分を、どう解釈するかですね。『G.F. 〇〇』によって制約されているのか?それとも『世界の理』によって、そもそも用意されていないのか?

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