落書き帳の10ページ目
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FF8:[4] 『Maybe I'm a Lion』=多分、俺がライオンだ
- 2020/11/27 (Fri) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の妄想設定』を基に、勝手に『妄想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
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【大前提】
①世界は何回もループを繰り返していて、ループの最後は必ず『Ultimecia』の時間圧縮世界に飲み込まれる。
そういう前提でもOK!な方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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【大前提】
①世界は何回もループを繰り返していて、ループの最後は必ず『Ultimecia』の時間圧縮世界に飲み込まれる。
そういう前提でもOK!な方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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①時間圧縮世界で時のアルゴリズムに飲み込まれ、スコールは肉体を失う。
七瀬が思うループ世界は、世界丸ごとループしているイメージです。そして世界の住人たちは、無意識のうちに不自由の中の自由を選択しながら、ループ世界を回しています。
そして今までのループ世界は、どのようなルートを辿ったとしても、結局「ループ世界の終わり=『Ultimecia』の時間圧縮世界に飲み込まれる」でした。
その「時のアルゴリズムに飲み込まれる」とは、時の流れには肉体は逆らえない=生物は時が流れれば必ず老い肉体は滅びる(不老不死は有り得ない)。つまり、肉体の消滅。スコールは毎回、時のアルゴリズムに飲み込まれ、肉体を失っていた事になります(というか、世界の住人みんな)。
②肉体は失うも、その魂(=意識・記憶・霊的エネルギーなど)は、『自律エネルギー体』として残る。
時の流れで肉体は滅びでも、時の流れで魂(=意識・記憶・霊的エネルギーなど)が消える事はありません。誰かが思い続けていてくれる限り、その存在は消えないのです。ラグナが言いたかった事は、そういう事だったんじゃないでしょうか?
現代風に言えば「死んで体は失ったとしても、魂は不滅なんだよ」って考え方と一緒。嘘くさい感じなるけど「時間圧縮世界で、スコールは肉体を失い幽霊になった」って思えばイメージしやすいかな。
【FF8】っぽく言えば、肉体を失うという事は見方を変えれば、その昔『大いなるハイン』が自らを『魔法のハイン(魔法・神秘の力を持った存在)』と『抜け殻のハイン(野蛮で粗野な腕力しか残さなかった存在)』に分けたのと、ほぼ同じ状態。
そして「残った魂=『自律エネルギー体』」と考えれば、『FF8用語(チュートリアル)』で言うところの『G.F.(自律エネルギー体)』。つまり肉体と引き換えに、歴代ループ世界のスコール達の記憶を引き継いだ『G.F. スコール』という存在が生まれます。
③自らの肉体から切り離され『G.F. 』となった『G.F. スコール』は時間圧縮世界を経て、「『イデアの家』で眠る子供の頃の自分」の元へと向かう。
では『G.F. スコール』はどこへ向かうのか?時間圧縮世界は「強くイメージする事が出来れば、どんな時代にだって行ける世界」です。そういう意味ではどのタイミングにでも行けたと思うのですが、『G.F. スコール』は「『イデアの家』で眠る、子供の頃の自分」の元へと向かいます。何故なら、それが自分の中の最古の記憶だから。人間は小さい頃(3歳位まで?)の記憶は忘れてしまうそうです。だとすれば、恐らく3歳までに孤児院に送られていただろうスコールは、自分が生まれたウィンヒルや、母親・レインをイメージ出来なかったんじゃないかと思うんです。
④とは言っても、『G.F. スコール』は、常に『子供スコール』にジャンクションしていた訳では無い。手助けが必要な時以外は近くで見守っているだけ。
七瀬が思うに、既に『G.F.』という存在になっていて、しかも相性が良い自分自身が相手なら、エルオーネの手を借りなくても『G.F.』側から、ジャンクションする事が出来たのだと思います(この辺りの『G.F.』の関係性については【『本当のG.F.の恐ろしさ』とは?】などで書いています)。
では手助けが必要な時とはどんな時か?それは過去のループ世界の経験から、最適解が分かっているor逆に失敗だったと分かっている分岐点などです。そう考えれば、スコールがSeeDの任務に全く疑問を抱かなかった事、触った事も無いバラムガーデンを起動出来た事、おそらく覚えていては都合が悪いと孤児院時代の事を忘れていた事。プレイヤーが「そんな都合がイイ偶然ある?」と思った事は、大抵カバー出来ます。
じゃあ、逆に必要ない時は何をしていたのか?多分、近くで見守っていただけだと思います。まぁ、『G.F. スコール』の無意識のうちの「お前は強くならなきゃならないんだ」ってプレッシャーが凄すぎて、『子供スコール』はあんなに切羽詰まっていたのかもしれませんが。
つまり『G.F.』とか言うと堅苦しい感じですが。実際の所は『守護霊』の様な存在なんじゃないかと思うんです。普通は「死んだおじいちゃんが、守護霊になって守ってくれている」の所が「時間圧縮世界で死んだ過去のループ世界の自分が、守護霊(G.F.)になって守ってくれている」って事ね(普通ではなくなった)。
そしてこの守護霊は、実はゲーム上でも描かれていた(回想時の孤児院)&アンジェロには見えていたのではないかと、七瀬は思っています。
⑤ジャンクション中or待機中の『G.F. スコール』の存在を漠然と感じていたスコールが、そのイメージから生み出したのが、想像上の動物『グリーヴァ』。
ラグナがジャンクション中のスコール達の事を「妖精さんが来た」と言っていたのと同じ理屈です。でもラグナの場合、エルオーネによる特殊なジャンクション&息子とはいえ他人(しかもG.F.的相性は悪そう)のスコールだったので、ザワザワした感じにしか受け取れなかった。
対してスコールは、ジャンクションして来ているのは他ならぬ自分自身です。なのでラグナよりはチューニングが合いやすく、なんとなぁ~く普段から『G.F. スコール』の「誇り高くて強い」イメージが入って来たんじゃないですかね?
尚、ループ世界のスコールの悲しみも感じ取っていて『Griever(=深い悲しみ(死者を悼んでいるような)を感じている人)』と名付けたのなら、それはかなりのシンクロ率。
⑥アルティミシア戦(2戦目)で召喚される『G.F. グリーヴァ』は、スコールからドローされた『G.F. スコール』。
『グリーヴァ』は『G.F. スコール』のイメージからスコールが生み出した想像上の動物です。という事は、「スコールが思う『最も強い存在』」としてアルティミシアに召喚される『グリーヴァ』は、『G.F. スコール』という事になります。
スコールは『G.F. スコール』のイメージに、『グリーヴァ』という名前を付けたに過ぎません。アルティミシアがイメージを具現化出来るなら、スコール本人のイメージを利用した『グリーヴァ』を新たに生み出すことが出来るかもしれませんが。ゲームシステムにちゃんと『ドロー』というシステムを組み込んでいる以上、素直に「スコールにジャンクションしている『G.F. スコール』をドローして放ってきた」と考える方が、設定に無駄がないように思います。
ただ『グリーヴァ』として召喚された『G.F. グリーヴァ』の姿を見て・・・多分、スコールは違和感を感じたんだと思います。だって、スコールのイメージしてた『グリーヴァ』とは全然違う。誰これ?二足歩行?
それに関しては「スコールにだって似てない」訳ですが・・・その辺りは流石に開発側の都合でしょう(笑)。『G.F. スコール』が気を利かせて『グリーヴァっぽい自分』を形作っていた可能性もありますし。
とにかく『G.F. グリーヴァ』と戦う中で(正確には1戦目の時から何か予感(BGM:Premonition)のようなものを感じてはいた)、そして最後に『ショックウェーブ・パルサー』を喰らう事で、スコールはある事に気付きます。
『Maybe I'm a Lion』=多分、俺がライオン(グリーヴァ)だ、と。
何で唐突に気付いたかって言うと、それは当人にしかわからない「感覚」でしょう。今までは漠然としたイメージでしかなかった『グリーヴァ』を目の前にしたら、姿形は違えど「これは自分だ・・・!」って思える「何か」があった。
試しに「姿形が違う貴方」に「貴方」が出会ったと想像してみてください。多分「見た目全然違うけど、この人、クセとか話し方とか考え方とか、私にソックリ・・・っていうか、私じゃない?」って感覚に陥るんじゃないですかね?それと同じです。七瀬は特定の宗教に肩入れしている訳ではありませんが「魂が同じ」って事は、そういう事だと思うんです。
⑦EDの『顔面空洞スコール』。あの瞬間が、再びジャンクションしていた『G.F. スコール』が、肉体を離れた瞬間。『G.F. スコール』を象徴する『グリーヴァ』(スコールのペンダントトップ)が、唐突に無くなっているのはその演出。
一周回って来て、再びED部分。順を追う為に最初の①の部分では書きませんでしたが、肉体を失って『G.F.』になるというのは、そういう事(=顔面から「何か」が飛び出す演出)です。
そして時のアルゴリズムに飲み込まれるスコールの胸元から『グリーヴァ』が無くなっているのは、その事を示す演出だったのではないかと思うのです。『G.F. スコール』が『グリーヴァ』に宿る可能性はあっても、『G.F. スコール』はあくまでも『自律エネルギー体』。どれだけ凝縮された力を持っていても、『グリーヴァ(物体)』そのものにはなれない筈ですから。
ただ、今回はリノアが本来の世界から白い羽根を飛ばしてくれたおかげで記憶を繋ぎとめる事ができ、その結果スコールは肉体の消滅を免れます。
でもって、一度飛び出していった『G.F. スコール』は・・・また戻って来て、スコール達を見守っているんじゃないですかね。だって『G.F.』は『ガーディアン・フォース(守護者の力)』。つまりそれは自分自身、恋人、友人、家族・・・そんな大切な人達を守護する為に、ずっと寄り沿ってくれる存在。何も戦う為の力では無く、寧ろそういう接し方の方が彼らにとっては自然なんじゃないでしょうか?
前にも書きましたが・・・今回はスコールに的を絞って書きましたが、七瀬は『G.F. 〇〇』というのは「世界の住人みんな」同じだと思っています。つまり『G.F.』と書くと堅苦しいですが、世界中の人をそれぞれの『守護霊』が見守ってくれているって事。そう思えば、この世界は「とても優しい魂」で満たされた、当にファンタジーな世界だったんだなぁと思う訳です。
ご都合主義ではありますが・・・全て七瀬の妄想設定という事で、大目に見てやって頂ければと思います。
では、以上が七瀬的『グリーヴァ=G.F. スコール説?』になります。
長くなりましたが、お付き合い、有難うございました。
①時間圧縮世界で時のアルゴリズムに飲み込まれ、スコールは肉体を失う。
七瀬が思うループ世界は、世界丸ごとループしているイメージです。そして世界の住人たちは、無意識のうちに不自由の中の自由を選択しながら、ループ世界を回しています。
そして今までのループ世界は、どのようなルートを辿ったとしても、結局「ループ世界の終わり=『Ultimecia』の時間圧縮世界に飲み込まれる」でした。
その「時のアルゴリズムに飲み込まれる」とは、時の流れには肉体は逆らえない=生物は時が流れれば必ず老い肉体は滅びる(不老不死は有り得ない)。つまり、肉体の消滅。スコールは毎回、時のアルゴリズムに飲み込まれ、肉体を失っていた事になります(というか、世界の住人みんな)。
②肉体は失うも、その魂(=意識・記憶・霊的エネルギーなど)は、『自律エネルギー体』として残る。
時の流れで肉体は滅びでも、時の流れで魂(=意識・記憶・霊的エネルギーなど)が消える事はありません。誰かが思い続けていてくれる限り、その存在は消えないのです。ラグナが言いたかった事は、そういう事だったんじゃないでしょうか?
現代風に言えば「死んで体は失ったとしても、魂は不滅なんだよ」って考え方と一緒。嘘くさい感じなるけど「時間圧縮世界で、スコールは肉体を失い幽霊になった」って思えばイメージしやすいかな。
【FF8】っぽく言えば、肉体を失うという事は見方を変えれば、その昔『大いなるハイン』が自らを『魔法のハイン(魔法・神秘の力を持った存在)』と『抜け殻のハイン(野蛮で粗野な腕力しか残さなかった存在)』に分けたのと、ほぼ同じ状態。
そして「残った魂=『自律エネルギー体』」と考えれば、『FF8用語(チュートリアル)』で言うところの『G.F.(自律エネルギー体)』。つまり肉体と引き換えに、歴代ループ世界のスコール達の記憶を引き継いだ『G.F. スコール』という存在が生まれます。
③自らの肉体から切り離され『G.F. 』となった『G.F. スコール』は時間圧縮世界を経て、「『イデアの家』で眠る子供の頃の自分」の元へと向かう。
では『G.F. スコール』はどこへ向かうのか?時間圧縮世界は「強くイメージする事が出来れば、どんな時代にだって行ける世界」です。そういう意味ではどのタイミングにでも行けたと思うのですが、『G.F. スコール』は「『イデアの家』で眠る、子供の頃の自分」の元へと向かいます。何故なら、それが自分の中の最古の記憶だから。人間は小さい頃(3歳位まで?)の記憶は忘れてしまうそうです。だとすれば、恐らく3歳までに孤児院に送られていただろうスコールは、自分が生まれたウィンヒルや、母親・レインをイメージ出来なかったんじゃないかと思うんです。
④とは言っても、『G.F. スコール』は、常に『子供スコール』にジャンクションしていた訳では無い。手助けが必要な時以外は近くで見守っているだけ。
七瀬が思うに、既に『G.F.』という存在になっていて、しかも相性が良い自分自身が相手なら、エルオーネの手を借りなくても『G.F.』側から、ジャンクションする事が出来たのだと思います(この辺りの『G.F.』の関係性については【『本当のG.F.の恐ろしさ』とは?】などで書いています)。
では手助けが必要な時とはどんな時か?それは過去のループ世界の経験から、最適解が分かっているor逆に失敗だったと分かっている分岐点などです。そう考えれば、スコールがSeeDの任務に全く疑問を抱かなかった事、触った事も無いバラムガーデンを起動出来た事、おそらく覚えていては都合が悪いと孤児院時代の事を忘れていた事。プレイヤーが「そんな都合がイイ偶然ある?」と思った事は、大抵カバー出来ます。
じゃあ、逆に必要ない時は何をしていたのか?多分、近くで見守っていただけだと思います。まぁ、『G.F. スコール』の無意識のうちの「お前は強くならなきゃならないんだ」ってプレッシャーが凄すぎて、『子供スコール』はあんなに切羽詰まっていたのかもしれませんが。
つまり『G.F.』とか言うと堅苦しい感じですが。実際の所は『守護霊』の様な存在なんじゃないかと思うんです。普通は「死んだおじいちゃんが、守護霊になって守ってくれている」の所が「時間圧縮世界で死んだ過去のループ世界の自分が、守護霊(G.F.)になって守ってくれている」って事ね(普通ではなくなった)。
そしてこの守護霊は、実はゲーム上でも描かれていた(回想時の孤児院)&アンジェロには見えていたのではないかと、七瀬は思っています。
⑤ジャンクション中or待機中の『G.F. スコール』の存在を漠然と感じていたスコールが、そのイメージから生み出したのが、想像上の動物『グリーヴァ』。
ラグナがジャンクション中のスコール達の事を「妖精さんが来た」と言っていたのと同じ理屈です。でもラグナの場合、エルオーネによる特殊なジャンクション&息子とはいえ他人(しかもG.F.的相性は悪そう)のスコールだったので、ザワザワした感じにしか受け取れなかった。
対してスコールは、ジャンクションして来ているのは他ならぬ自分自身です。なのでラグナよりはチューニングが合いやすく、なんとなぁ~く普段から『G.F. スコール』の「誇り高くて強い」イメージが入って来たんじゃないですかね?
尚、ループ世界のスコールの悲しみも感じ取っていて『Griever(=深い悲しみ(死者を悼んでいるような)を感じている人)』と名付けたのなら、それはかなりのシンクロ率。
⑥アルティミシア戦(2戦目)で召喚される『G.F. グリーヴァ』は、スコールからドローされた『G.F. スコール』。
『グリーヴァ』は『G.F. スコール』のイメージからスコールが生み出した想像上の動物です。という事は、「スコールが思う『最も強い存在』」としてアルティミシアに召喚される『グリーヴァ』は、『G.F. スコール』という事になります。
スコールは『G.F. スコール』のイメージに、『グリーヴァ』という名前を付けたに過ぎません。アルティミシアがイメージを具現化出来るなら、スコール本人のイメージを利用した『グリーヴァ』を新たに生み出すことが出来るかもしれませんが。ゲームシステムにちゃんと『ドロー』というシステムを組み込んでいる以上、素直に「スコールにジャンクションしている『G.F. スコール』をドローして放ってきた」と考える方が、設定に無駄がないように思います。
ただ『グリーヴァ』として召喚された『G.F. グリーヴァ』の姿を見て・・・多分、スコールは違和感を感じたんだと思います。だって、スコールのイメージしてた『グリーヴァ』とは全然違う。誰これ?二足歩行?
それに関しては「スコールにだって似てない」訳ですが・・・その辺りは流石に開発側の都合でしょう(笑)。『G.F. スコール』が気を利かせて『グリーヴァっぽい自分』を形作っていた可能性もありますし。
とにかく『G.F. グリーヴァ』と戦う中で(正確には1戦目の時から何か予感(BGM:Premonition)のようなものを感じてはいた)、そして最後に『ショックウェーブ・パルサー』を喰らう事で、スコールはある事に気付きます。
『Maybe I'm a Lion』=多分、俺がライオン(グリーヴァ)だ、と。
何で唐突に気付いたかって言うと、それは当人にしかわからない「感覚」でしょう。今までは漠然としたイメージでしかなかった『グリーヴァ』を目の前にしたら、姿形は違えど「これは自分だ・・・!」って思える「何か」があった。
試しに「姿形が違う貴方」に「貴方」が出会ったと想像してみてください。多分「見た目全然違うけど、この人、クセとか話し方とか考え方とか、私にソックリ・・・っていうか、私じゃない?」って感覚に陥るんじゃないですかね?それと同じです。七瀬は特定の宗教に肩入れしている訳ではありませんが「魂が同じ」って事は、そういう事だと思うんです。
⑦EDの『顔面空洞スコール』。あの瞬間が、再びジャンクションしていた『G.F. スコール』が、肉体を離れた瞬間。『G.F. スコール』を象徴する『グリーヴァ』(スコールのペンダントトップ)が、唐突に無くなっているのはその演出。
一周回って来て、再びED部分。順を追う為に最初の①の部分では書きませんでしたが、肉体を失って『G.F.』になるというのは、そういう事(=顔面から「何か」が飛び出す演出)です。
そして時のアルゴリズムに飲み込まれるスコールの胸元から『グリーヴァ』が無くなっているのは、その事を示す演出だったのではないかと思うのです。『G.F. スコール』が『グリーヴァ』に宿る可能性はあっても、『G.F. スコール』はあくまでも『自律エネルギー体』。どれだけ凝縮された力を持っていても、『グリーヴァ(物体)』そのものにはなれない筈ですから。
ただ、今回はリノアが本来の世界から白い羽根を飛ばしてくれたおかげで記憶を繋ぎとめる事ができ、その結果スコールは肉体の消滅を免れます。
でもって、一度飛び出していった『G.F. スコール』は・・・また戻って来て、スコール達を見守っているんじゃないですかね。だって『G.F.』は『ガーディアン・フォース(守護者の力)』。つまりそれは自分自身、恋人、友人、家族・・・そんな大切な人達を守護する為に、ずっと寄り沿ってくれる存在。何も戦う為の力では無く、寧ろそういう接し方の方が彼らにとっては自然なんじゃないでしょうか?
前にも書きましたが・・・今回はスコールに的を絞って書きましたが、七瀬は『G.F. 〇〇』というのは「世界の住人みんな」同じだと思っています。つまり『G.F.』と書くと堅苦しいですが、世界中の人をそれぞれの『守護霊』が見守ってくれているって事。そう思えば、この世界は「とても優しい魂」で満たされた、当にファンタジーな世界だったんだなぁと思う訳です。
ご都合主義ではありますが・・・全て七瀬の妄想設定という事で、大目に見てやって頂ければと思います。
では、以上が七瀬的『グリーヴァ=G.F. スコール説?』になります。
長くなりましたが、お付き合い、有難うございました。
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