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落書き帳の10ページ目

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FF8:[16] 魔女と「月」の関係

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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*

*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*

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 突然ですが、ゲーム本編で一番魔女の事を詳しく説明しているのは誰でしょう?
 自分で聞いといてなんですが・・・まぁ何と言っても魔女本人だし、リノアも「魔女の先輩」って教えを乞うてる位だから、『魔女のイデア』が一番詳しいのは当然かと。
 そのイデアの台詞の中でも明確なメッセージとなっているのが「イデアの演説」。その場に居る群衆達へのメッセージであると同時に、プレイヤーへのメッセージでもあった・・・と、仮定します。
 でもって、その中でイデアはこう言っています。
「・・・・・・臭い」
「・・・・・・薄汚れた愚か者ども」
「古来より我々魔女は 幻想の中に生きてきた」
「おまえたちが生み出した 愚かな幻想だ」
「恐ろしげな衣装に身をまとい
 残酷な儀式で善良な人間を呪い殺す魔女」
「無慈悲な魔法で緑の野を焼き払い
 温かい故郷を凍てつかせる恐ろしい魔女」
「・・・・・・くだらない」
「その幻想の中の恐ろしい魔女が
 ガルバディアの味方になると知り
 おまえたちは安堵の吐息か?」
「幻想に幻想を重ねて
 夢を見ているのは誰だ?」

 このメッセージから「人間が魔女に対して、くだらない(=恐ろしい)
幻想を勝手に重ねているだけ」で「本当は魔女はそのような恐ろしい存在ではない」って言いたいんじゃないかと七瀬は思う訳です。
 しかもそんな幻想に更なる「魔女が味方になってくれる」って安易な幻想を重ねている。もしくは「魔女自身が幻想」なら、「魔女」という幻想に「恐ろしい」って幻想を重ね、更に「味方になってくれる」っていう幻想を重ねている・・・って事ですから。そりゃ、自分勝手な人間たちって思われてもしゃ~ないですよね。
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 そう考えると、もう一つの方向から幻想のツタが伸びてきます。
 それは「始祖は世界を創世した神ハインと伝えられているが、確証はない」というアルティマニアの一文と、「女の姿をした『魔法のハイン』。私はこれを魔女と命名する」と断言したテム自身が「伝説や言い伝えと事実をごちゃまぜにして扱ったために、歴史学者というよりは物語作家として位置づけられています」と「ある日のガーデンの授業風景」で紹介されている事から生まれる幻想
 つまり「神ハインの力を持つ女性を『魔女』と命名したのがそもそもの間違いであって、『魔女』というのは本来『神』に近い存在なんじゃないか?」って幻想物語です。
 そう考えれば、イデアのメッセージから読み取れる背景は「人間たちは、本来「神の力」を持つ存在である彼女たちに、恐ろしい魔女という勝手な幻想を重ねている」という事になります。

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 じゃあ、「テムが『魔女』って勝手に命名しただけ」&「神ハインが始祖」だったら・・・魔女は本当は神様に近い存在だったって事?
 念を押すように「神ハインと伝えられているが、確証はない」って書いてある以上、それも絶対とは言えないのですが・・・う~ん、何かそこはごちゃまぜにしたらダメな部分って気がするんですよね。『神ハイン』と『魔女』が、ただの勘違いって事で処理されてしまうって事だから。

 そう思っていた最中、図書館で借りてきた本の中に「魔女の誕生」が書かれている本が混じっていました。その本は「新・魔女図鑑」というタイトルですが専門書の類では無くて、所謂小学生向けのお話(児童書)です。なので「考察向きじゃない」と思われるかもしれませんが・・・著者は「角野 英子さん」=代表作「魔女の宅急便」の方。それって滅茶苦茶、魔女に詳しそうじゃないですか?!(実際、詳しいらしいです)
 その本の中には、魔女のお婆さんが、彼女の世界に迷い込んできた女の子に説明する形で、このような事が書かれています。

 魔女が生まれた理由は「大切な家族」を守りたいっていう気持ち。
 生まれる前に亡くなってしまったり、生まれた赤ちゃんでも無事大きくなれるか分からない程に厳しい生活環境の中。「大切な家族」を守りたかった女性は、冬の間は死んだように見えるのに、春になったら生き返る草木といった自然に「その力を私に分けて下さい」と、優しい瞳と謙虚な心で願った。
 その心に応えて、草木たちが「私を食べてごらん、体が温まるよ」と教えてくれた、その力を授けてくれた。
 女性たちに優しい気持ちがあったから、森も一緒に生きる仲間の様に優しい表情を見せてくれた・・・と。

 魔女の発端が「薬草や人の身体に詳しかった女性」というのは何となく知っていましたが・・・「何故、自然に詳しくなったのか?」という部分に関する話を読んだのは初めてだったので、とても興味深かったです。

 でもこの話・・・『魔女』の筈ですが、他の印象がするんですよね。
 何と言うか、この魔女の誕生の経緯は「草木といった自然にも魂が宿っている。だからこそ自然と心を通わせる事で、自然に宿った神様の力を授かる事が出来る」っていう多神教的な感覚に近く感じるんです。「八百万の神々」とか「米粒や草木にも神様が宿っている」とか「ご神木をさすって霊力を分けてもらう」って考える事が出来る宗教観の人なら、共感出来ないかな?
 上手くまとめられないけど・・・そう考えたら、確かにテムが『魔法のハインに連なる者=魔女』と命名したのは強引かもしれないけど、そもそも「神の力」と「魔女の力」の本質が同じ「自然に宿る不思議な力」なら、『魔女』であってもおかしくはないのかなぁ・・・と。
 七瀬自身「え?「神の力」と「魔女の力」が同じ?」と思う部分もあったんですよね・・・でもそれは当に『魔女=恐ろしい存在』と勝手に判断してしまう、受け取り方の問題だったのかなと今では思うんです・・・反省。

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 ではこの「魔女の誕生」の物語と、【FF8】がどう結びつくか?
 それは『魔女』=「月に「貴方の力を貸してください」と願い、実際に月の力を授かった女性」という考え方です。

 例えば「魔女と騎士ゼファー」の物語で考えてみます。
 ある国がドラゴンの群に襲われ、大変な被害を被ります。当然、人々はその巨大な力に恐怖し怯え絶望します(このドラゴンが何者なのかは一先ず置いておきます)。
 そんな中、一人の女性が空から地上を見守る月にこう願います。
「お月様・・・私にはこの国を、大切な人たちを守る力がありません。
 だからどうか、貴方のその力を私にお貸しください。」
 そんな地上の様子を見ていた「月」は、その女性の心からの願いに共感し、自分の不思議な力の一部を授けました。つまりココが「月と心を通わせ、魔女が誕生した瞬間」という解釈です。
 そしてこれは七瀬が思う【FF8】での話ですが・・・七瀬は『魔法のハイン』=「月」と思っています。つまり、
 この女性は「月」から不思議な力を授かって『魔女』になった。
 その「月」こそ『魔法のハイン』の本当の姿。
 「月」を『魔法のハイン』に置き換えれば、
 この女性は『魔法のハイン』から不思議な力を授かって『魔女』になった。 
 テムが言う「女の姿をした『魔法のハイン』。私はこれを魔女と命名する」
と、スムーズに繋がります。

 月は自分が力を授けた女性を、『魔女』を見守っていた・・・そう思うと、ラグナの映画撮影の時に大きな月が描かれていたのにも、「月」の愛を感じませんか?

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FF8:[15] 『ハイン神話』と「月」の関係

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【【FF8】の鍵を握るのは「月」?】
①『ハイン神話』は、「月」のジャイアントインパクト説を神話化したもの。
②『魔女』は、「月」の力を授かった女性。
③『魔女アルティミシア』の正体は、遠い未来の「月」。

 七瀬自身は「月」が鍵を握っていると思うのですが・・・正直「月」が鍵となっているとしても、【FF8】を考えてもらう上での分かりやすいモチーフの一つに過ぎない気がします。
 つまり必ずしも「月」の真相を暴く事だけが目的ではないという事。今後月の研究が進み、月の印象が変われば、【FF8】の内容とそぐわなくなるかもしれませんし・・・その程度の感じでお願いします。

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FF8:[14] スクウェアが『FF8』に込めた想い?

*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*

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【【FF8】のコンセプト】
「全世界の【FF8】プレイヤー創り上げる、全世界共通の【FF∞】」

【プレイヤーへのメッセージ】
「まずは自分自身が正しく理解し、相手に分かってもらおうと努力する事が大事」
「自分が正しい・他は間違いではなく、他者を理解し受け入れる事(多様性)の大切さ」
「かと言って、考え過ぎて動けなくなってもダメ」


【【FF8】に込めた希望】
「全世界を対象にするなら、みんな感じ方が違って当たり前。
 だったら逆に考えたらいい。
 みんなの感じ方が違う事に、意味を持たせればいいと。
 そして、どんな感じ方をしてもスクウェアは口を出さない&手を明かさない。
 さて・・・将来、どんな【FF8】になってるかな?」
 
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【全世界の【FF8】プレイヤー・・・って?
 イメージとしては「古代エジプト文明の謎」とか「イースター島のモアイ像の謎」みたいな感じ。ああいうのって、新事実が判明するとその事実に基ずく新しい説が起き、事実にそぐわなくなった説は廃れたりしますよね。
 【FF8】も、実はリアル世界の事実と関係しあっている。つまり『【FF8】のゲーム内だけの情報じゃなく、リアル世界で新たな事実が判明したり、全世界の【FF8】プレイヤーが意見を寄せあう=文化・習慣が融合する事で、新しい考察が生まれたり消えたり・・・っていう「全世界の【FF8】プレイヤー創り上げる、全世界共通の【FF∞】」みたいなイメージを目指したんじゃないかなって事。

【なんで、全世界が対象?】
 【FF8】と言えば「『ファイナルファンタジーⅦ』が初のPS版作品として商業的成功をおさめたことを受け、本作品は予算が前作から倍以上になり、ハリウッドとの連携やスタッフ200人体制などが採られた(ウィキペディア引用)」作品です。
 そしてココからは推測になりますが、「FFVIIIはあまりゲームをしない人にも興味を持って欲しいと思ったんで、リアルな画風にしました。リアルであるほうがゲームをあまりしない人も手にしやすいと思ったんです(ウィキペディアから引用した、野村氏の発言)という言葉や、「前作の3~4頭身のキャラクターは日本では受け入れられましたけど、ヨーロッパやアメリカの人々から見るとかなり奇異なものだったらしくて。全世界を対象に考えた場合、今回はやっぱり頭身を上げようということになって(アルティマニア抜粋)という、メインプログラマー・成田 賢氏のコメント。そして実際に出来上がった「従来の【FF】とは違う印象が強い【FF8】」を見ても、「【FF8】結果として世界でも売れるではなく、初めから世界で売れる【FF8】を模索していた」「従来の『FFファン』だけではなく、より多くの層。その中でも特に全世界を対象にしたゲームを創ろうという意識が強かったんじゃないか」と思う訳です。グローバル社会とか・・・時流でもあったかな。
 そういう理由から「【FF8】は全世界の人々を対象に創られた」と、七瀬は思っています。

【みんな感じ方が違って当たり前?】
 「【FF8】は全世界の人々を対象に創られた」と仮定すると・・・どうしても国民性とか宗教観、その他諸々の違いがあるじゃないですか?
 「国民性って一括りにされるのはイヤだな」とか「自分は日本人っぽくないけどなぁ」って意見もあるかと思いますが・・・そんなの当たり前って思う「日本人の常識」や、無意識のうちに根付いている「日本人の心」みたいなのは、やっぱりあると思うんですよね。確かに日本人の宗教観って緩いかもしれないけど、「日本には色々な物に神様が宿っている」「大切にしてる物には魂が宿る」「悪い事を言うと自分に返ってくる」みたいな「おばあちゃんの教え」が心に染み付いてるイメージ・・・っていうか。
 つまり「日本人の心でしか理解できないJ・RPGでは、世界の人々の心に同じ感動(共感)を伝える事は難しい」「国民性・宗教観・生活・文化・・・全然違うんだから、同じ【FF8】をプレイしても感じ方が違ってくるのは当たり前」と言う意味で「みんな感じ方が違って当たり前」という表現を使っています。スクウェアをディスってる訳ではありません。

【だったら逆に考えたらいい】
 本来なら「みんなの感じ方が違う」って、制作側にとっては問題だと思うんですよね。同じ【FF8】をプレイしても、含みを持たせた部分の意味が汲み取ってもらえない&共感してもらえない部分が出て来るかもしれないって事だから。
 例えば【FF】って自己犠牲の死が結構出てきますけど・・・あれって世界的にはどうなのかな?勿論一概には言えないけど、「散り際に美を見出せる感性」を持つ日本人は感動しても、「諦めるな!最後まで足掻け!!」って国民性とか、「自己犠牲とはいえ・・・死を選ぶのには抵抗がある」って宗教観の強い国の人たちは、日本人と同じようには感じられない(共感出来ない)んじゃないかと思うんですよね(「自己犠牲の死」が良い悪いじゃなくて、感性の話)。そうだとしたらそのキャラの死は意味をなさなくなる訳で・・・そりゃ、シドもガーデンと心中なんて考えもしないよね。
 だからその「みんなの感じ方が違う」って問題点を、逆に考えればいいと思ったんじゃないかな?アルティマニアのシークレット「112」最後の秘密と同じように。

【みんなの感じ方が違う事に、意味を持たせればいい】
 そんな本来なら制作側にとって問題となるだろう「みんなの感じ方の違い」ですが、逆にこう考えてみたらどうでしょうか?「みんなの感じ方が違う事に、意味を持たせればいい」=「同じ『FF8』をプレイしても、プレイヤーの感じ方で【FF8】が異なる印象・解釈になるのなら、その人にとっての【FF8】はそれが正しい。」「でも、その人の【FF8】だけでは、プレイヤーの数だけある【FF8】の一つに過ぎない。世界中のプレイヤーが自分の思い描く【FF8】を持ち寄った時にこそ、自分だけでは気付けなかった新たな【FF8】が生まれる。」
 つまりスクウェアは【FF8】本編だけでなく、【FF8】という存在そのものに、
「まずは自分自身が正しく理解し、相手に分かってもらおうと努力する事が大事」
「自分が正しい・他は間違いではなく、他者を理解し受け入れる事(多様性)の大切さ」
「かと言って、考え過ぎて動けなくなってもダメ」
 と、いうようなメッセージを持たせたんじゃないかと思うんです。グローバル化が進む時代に生きるプレイヤー達への、親心みたいな感じだったのかなぁ・・・?

【どんな感じ方をしてもスクウェアは口を出さない&手を明かさない】
 【FF8】って、古今東西過去現在未来のファンタージ要素がごちゃ混ぜになってますよね?それってスクウェアがわざと撒いた
幻想の種だと思うんです。「日本人には分かるネタ」とか、「◎◎学に詳しい人には常識なネタ」とか散りばめられてて・・・その分野に詳しい人は「これって・・・こうに違いない!」って自分の【FF8】を描く訳です。で、分からない人には違和感=謎になるので「このイベントの意味は何だろう・・・?」って自分の【FF8】を描く訳です。
 そうすると当然、プレイヤーによって色々な解釈が出てきますよね?でもそれに関して「プレイヤーがどんな感じ方をしても、スクウェアは口を出さない&手を明かさない」という事です。どうしてかと言うと「Aを認めるという事は、反するBを否定する事になるから」です。そうなった場合、先程仮定したメッセージに自ら反してしまいます。AとBが話し合って決めるならいいけど、スクウェアは立場上、中立でないといけない訳です。
 そう考えると今後も、幻想の種
を投下する事は有ってもスクエニが特定の説を支持したり否定したりする事は無いんじゃないかなぁ・・・と、思ったり。

【さて・・・将来、どんな【FF8】になってるかな?】
 ここまでひたすら七瀬の幻想物語な訳ですが。もしも本当に上記のようなメッセージを込めているのなら「プレイヤー達、自らがその事実に気付く事」に意義があると思うんですよね。
 だって「実は【FF8】は、世界各国色々な要素がごちゃ混ぜになっているので、自分だけでプレイしてもそれは【FF8】の一面にすぎません。自分では解釈に悩むところは、自分に無い分野が得意な人・外国人の知り合いに聞いて下さい」って訳にはいかないでしょ?「真相を知る為に他者と意見交換するんじゃなくて、他者との交流の中で真相に気付く」という事が大事なんだから(多分)。
 ・・・とは言っても、この頃ってまだネット環境が当たり前って時代でも無かったし、クールジャパンって言葉が使われるよりも昔だから、なかなか異文化交流って難しかったと思うんですよね。
 だからこそ、スクウェアは未来に希望を託したんじゃないかな?10年20年後・・・つまり当に今ですが、インターネットが普及して、皆が様々な情報を共有出来て、日本のゲームが世界で認められて、世界中の人々が同じゲームの話題をリアルタイムで出来るようになった時、
「そう言えば『FF8』ってあったけど・・・意味分かんなかったな。
 結局〇〇の事だって有耶無耶だったし。」
「え?あれってXXの事でしょ?」
「うそ?!何で?」
「え~、◎◎学かじってたら常識だと思うけど。」
「でも、俺の国では△△って説が有力だったよ?」
「へ~、そんな解釈もあったんだ・・・って事は!」
 みたいに、【FF8】をプレイしてくれた『世界の人々』が交流する事で「その人たちが思い描く【FF8】(多様性の融合)」が生まれる事を。
 そしてその「その人たちが思い描く【FF8】」は、科学の進歩や時代背景は勿論、どういうメンバーが集まるかや、同じメンバーでも月日が経ったり経験が増せば感じ方が変わる⇒新しい【FF8】の解釈が消えては生まれる。つまりプレイヤー達が幻想を続ける限り、【FF8】は未来永劫グルグルと巡り続ける幻想物語『Final Fantasy ∞』になる訳です。

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 というのが七瀬が考える「スクウェアが【FF8】に込めた想い?」ですが・・・どうだったでしょうか?
 偉そうに書きましたが、これは七瀬が「【FF8】という幻想に、自分の都合が良い幻想を重ねて見ているだけの幻想物語」=【FF8】に関して調べる中で感じた事に、自分の「だったらイイなぁ」「そう考えたら筋が通らない?」を重ねただけの幻想物語です。情報ソースには気を付けていますが「だと思うんですよね」は、本当に「思ってる」だけです、信憑性はありません。

 七瀬が好き勝手書いてるだけなんで、当然他の意見もあると思います。勿論、それに関して七瀬は否定しません。だってそれが「スクウェアが【FF8】に込めた想い」だと思ってますから。
 七瀬も【FF∞】が、どんな物語になっていくのか?どのような説が出て来るのか?残りの人生、楽しみにしたいと思います。

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FF8:[13] 七瀬の『FF8』という幻想物語

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 20年経っても謎が多い【FF8】。ここ数か月、改めて考え直す機会がありましたので、色々と考えて見た結果・・・自分なりの【FF8】が見えてきましたので、覚え書きがてらに書き残したいと思います。
 勿論、七瀬はスクウェアの関係者ではないですし、これは七瀬が思う【FF8】に過ぎません。「真相は、こうに違いない!」と言うつもりもありません。
 なので「【FF8】の真実を知りたい人」ではなく、「同じ【FF8】で、こんなに感じ方が違う人もいるんだな」って事に興味を見出せる人に読んでもらいたいです・・・前者の期待には応えられないと思うので。全記事、そんなノリで行きますのでご了承くださいませ。

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 早速ですが、七瀬が思う【FF8】をご理解頂くには、以下の前提が必要になります。

【【FF8】のコンセプト】
「全世界の【FF8】プレイヤー創り上げる、全世界共通の【FF∞】」

【プレイヤーへのメッセージ】
「まずは自分自身が正しく理解し、相手に分かってもらおうと努力する事が大事」
「自分が正しい・他は間違いではなく、他者を理解し受け入れる事(多様性)の大切さ」
「かと言って、考え過ぎて動けなくなってもダメ」


【【FF8】に込めた希望】
「全世界を対象にするなら、みんな感じ方が違って当たり前。
 だったら逆に考えたらいい。
 みんなの感じ方が違う事に、意味を持たせればいいと。
 そして、どんな感じ方をしてもスクウェアは口を出さない&手を明かさない。
 さて・・・将来、どんな【FF8】になってるかな?」

【【FF8】の鍵を握るのは「月」?】
①『ハイン神話』は、「月」のジャイアントインパクト説を神話化したもの。
②『魔女』は、「月」の力を授かった女性。
③『魔女アルティミシア』の正体は、遠い未来の「月」。

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 感覚的な部分が多く、長々と書いても鬱陶しいと思うので、本当に前提だけを書きだしました。
 ただ「簡潔過ぎて訳分からん」という方が大半かと思いますので、詳しくは別記事にまとめてあります。グダグタと長く下手な文章を強要するのは気が引けるので・・・必要性を感じる方は、読んでくださると幸いです。

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FF8:[12] シュミ族の長老は、何故『ラグナ像』を作ろうと思った?

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【七瀬の妄想による筋書き】
①『ラグナ像』を作ればラグナ殿が我々を引き付ける理由が分かると思ったから(ただしそれは今ではなく「そのうち」)。
②でも長老は何で、『ラグナ像』を未来に託すことで「ラグナ殿が我々を引き付ける理由」が分かると思ったの?
③『ラグナ像』一連のイベントで伝えたかったのは、「事実の継承」と「幻想の派生」?

 気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。

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