落書き帳の10ページ目
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カテゴリー「ゲーム語り」の記事一覧
- 2021.02.12 FF8:[30] 『Ultimecia』の依り代は・・・リノア?
- 2021.02.12 FF8:[29] 幻想の『魔女の騎士』・サイファー
- 2021.02.10 FF8:[28] 七瀬の最大の謎・アンジェロちゃん
- 2021.02.09 FF8:[27] 『優秀なSeeD』である、主人公・スコール
- 2021.02.08 FF8:[26] スコールはいつ『伝説のSeeD』になった?
FF8:[30] 『Ultimecia』の依り代は・・・リノア?
- 2021/02/12 (Fri) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
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【七瀬の幻想による筋書き】
①「月の魔女」ではなく、『Artemisia』も『Ultimecia』も「月の自律エネルギー体(=G.F.)」なので、自前で実体=『所謂あのアルティミシアの姿』を用意出来ない。
②自前で実体を用意出来ない『Ultimecia』が依り代としたのが、月に漂着した魔女・リノア。
③但し、魔女・リノアを依り代にするには「不完全な時間圧縮」を繰り返していないといけない。
④実はプレイヤーが『リノア宇宙救出イベント』を成功させた時点で、今のリノアは『Ultimecia』となるループから解放されている。
気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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【七瀬の幻想による筋書き】
①「月の魔女」ではなく、『Artemisia』も『Ultimecia』も「月の自律エネルギー体(=G.F.)」なので、自前で実体=『所謂あのアルティミシアの姿』を用意出来ない。
②自前で実体を用意出来ない『Ultimecia』が依り代としたのが、月に漂着した魔女・リノア。
③但し、魔女・リノアを依り代にするには「不完全な時間圧縮」を繰り返していないといけない。
④実はプレイヤーが『リノア宇宙救出イベント』を成功させた時点で、今のリノアは『Ultimecia』となるループから解放されている。
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FF8:[29] 幻想の『魔女の騎士』・サイファー
- 2021/02/12 (Fri) |
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【七瀬の幻想による筋書き】
①2人は「スコール(現実):サイファー(幻想)」という、対になっている。
②幻想にだって意味はある。往年の「分かりやすいファンタジー」を見せてくれるのはサイファー?
③でも幻想に甘んじる気が無いのが、サイファーらしくてイイ。
気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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【七瀬の幻想による筋書き】
①2人は「スコール(現実):サイファー(幻想)」という、対になっている。
②幻想にだって意味はある。往年の「分かりやすいファンタジー」を見せてくれるのはサイファー?
③でも幻想に甘んじる気が無いのが、サイファーらしくてイイ。
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FF8:[28] 七瀬の最大の謎・アンジェロちゃん
- 2021/02/10 (Wed) |
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【七瀬の幻想による筋書き】
①アンジェロは『オーストラリアン・シェパード』である事に意味がある?
②アンジェロの尻尾は「ない」んじゃない。見え「ない」だけ!
③パーティメンバーの好物は、アンジェロに聞けばいい?
④アンジェロのフルネーム・・・何でわざわざ『di Roma』?
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【七瀬の幻想による筋書き】
①アンジェロは『オーストラリアン・シェパード』である事に意味がある?
②アンジェロの尻尾は「ない」んじゃない。見え「ない」だけ!
③パーティメンバーの好物は、アンジェロに聞けばいい?
④アンジェロのフルネーム・・・何でわざわざ『di Roma』?
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FF8:[27] 『優秀なSeeD』である、主人公・スコール
- 2021/02/09 (Tue) |
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ゲーム後半は人が変わったように感情の起伏が豊かになるスコールですが。結局のトコ、スコールの性格って主人公であり、優秀な『SeeD』だからって事なんじゃないかなぁ?
どういう事かと言うと、もしも七瀬が思ってる様に『SeeD』の本当の役目は「戦闘のスペシャリスト」ではなく、「対話による多国間の問題解決へと導く『和平交渉の仲介人』」だった場合。【FF8】の世界の全ては、プレイヤーに「秘密・隠し事」をしているって事です。
当然、プレイヤーの分身とも言える主人公=スコールが、今の気持ちをベラベラしゃべってしまうと、ネタバレ・・・つまりプレイヤーの自由な幻想に制限を掛けてしまいます。だからスコールは心の中で色々思い浮かべる事で、色々な可能性をプレイヤーに提示するものの、結局自分で感情・結論を選ぶ事はしません。「色々可能性はあるけど、最後はプレイヤーが好きなのを選んでね」って事です。
また、スコールが自分の意思で行動してしまうと「こういう行動を選ぶって事は、スコールはこう思っているんじゃないか?」っていう、これまたプレイヤーの自由な幻想に制限を掛ける事になります。だからスコールが自分の意思で行動しない尤もらしい理由として、『SeeD』という免罪符を持たせる事で「まぁ、『SeeD』だから仕方ない」「『SeeD』だったら、そうするよね」という風に、スコールというキャラクターに『SeeD』という幻想を重ねている訳です。
少し横に逸れますが・・・一番分かりやすいのが「何故『Ultimecia』戦の時、スコール達は何も言わないのか?」だと、七瀬は勝手に思っています。
【FF8】の世界は、プレイヤーに「秘密・隠し事(『SeeD』の本当の役目)」をし続けています。そう考えると、ラスボス戦でスコール達が『SeeD』の本当の役目は「対話による多国間の問題解決へと導く『和平交渉の仲介人』」という事に気付けているかというのが、【FF8】の中でも大きなポイントな訳です・・・七瀬の【FF8】の中ではね。
でもって、普通のゲームってラスボス戦前が答え合わせみたいなモンですよね?やたらラスボスが「・・・フフフッ、最後に教えてやろう」みたいに、ベラベラご丁寧に説明してくれるっていう。
でも【FF8】はラスボス戦に至ってもまだ、その答え合わせをするつもりがない訳です。それってやっぱり【FF8】という幻想物語を、プレイヤーの自由な幻想に委ねているからじゃないかな?
だからスコール達が『Ultimecia』に対し「俺たちの世界を混乱に陥れる魔女『Ultimecia』。許さない!」と、一方的に『Ultimecia』の事を悪者にして斬りかかるという演出は出来ません。
また「何でこんな事をするんだ・・・『Ultimecia』?!」と、一方的に『Ultimecia』に歩み寄るような演出も出来ません。
勿論「『Ultimecia』・・・何故、お前が生まれたかは分かった。俺たち人間のせいだったんだな」と、一方的に『Ultimecia』の真相を思わせるような演出も出来ません。
この時のスコール達が、どういう気持ちで『Ultimecia』と対峙しているかは「プレイヤーの自由な幻想の先にある物語だから、スクウェアが一方的な演出を入れる事は出来ない」「スコールに自分勝手な考えを言わせる訳にはいかない」という意味で、不自然な程にラスボス戦での演出を省いたんじゃないかと七瀬は思う訳です。
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話をスコールに戻します。
七瀬は「【FF8】は全世界の人々を対象に創られている」と思っています。つまり日本人だけではなくて、全世界の色々な人が「自分の分身として、スコールを操作する」訳ですね。
そう考えた場合。そもそもストーリー云々以前に、極端に尖った個性のキャラって、感情移入しにくくなるんじゃないかな・・・と、思うんです。共感出来ない人にとっては「何だコイツ?」みたいな。
だからこそ「主人公=プレイヤーの心を収める器」と考えた場合は、自己主張が激しい主人公よりも、逆に「無個性(主張しない)という個性」を持たせた方が、動かしやすかったんじゃないかなぁとも思ったり。で、ストーリーが進むにつれて、徐々にスコールというキャラを固めて行く・・・って感じ。
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シナリオ的な見方をしても・・・スコールって『優秀なSeeD』ですよね?「優秀な『SeeD』」って事は、本来「優秀な『和平交渉の仲介人』」って事です。
以前別記事に「任務に役立つ技術なら なんでも身につけるのがSeeDだ」=「なんでも身につけるのがSeeD」というのは「『和平交渉の仲介人』を担うには、色々な国の文化・習慣などを理解しておく必要がある」と書きましたが。それと同じ位「スコールの考え方が特定の国・地域に偏っていない」「個性にクセが無い」というのは、中立な立場を求められる『和平交渉の仲介人』として重要な要素だと思うんです。「自分の主観というノイズ」を混入させず、その国の人の気持ちを正確に汲み取る事ができ、その国の人の気持ちそのままに相手に伝える事が出来るからです。
これって簡単そうで、難しい事だと思うんです。だって仲介人は無意識の内に「A君はこういう事を言いたいんだろうな」って自分の頭の中で解釈して、それを自分の言葉で相手・B君に伝え、尚且つ伝えるだけじゃなくて仲介しなきゃならないんだから・・・その伝えた言葉が勝手な思い込みでは困るし、相手が勘違いするような紛らわしい表現でも困る訳です。
そう考えるとスコールの「適当な事を言わない」って性格は、『優秀なSeeD』としての資質なのかな・・・と思ったり。
*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
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ゲーム後半は人が変わったように感情の起伏が豊かになるスコールですが。結局のトコ、スコールの性格って主人公であり、優秀な『SeeD』だからって事なんじゃないかなぁ?
どういう事かと言うと、もしも七瀬が思ってる様に『SeeD』の本当の役目は「戦闘のスペシャリスト」ではなく、「対話による多国間の問題解決へと導く『和平交渉の仲介人』」だった場合。【FF8】の世界の全ては、プレイヤーに「秘密・隠し事」をしているって事です。
当然、プレイヤーの分身とも言える主人公=スコールが、今の気持ちをベラベラしゃべってしまうと、ネタバレ・・・つまりプレイヤーの自由な幻想に制限を掛けてしまいます。だからスコールは心の中で色々思い浮かべる事で、色々な可能性をプレイヤーに提示するものの、結局自分で感情・結論を選ぶ事はしません。「色々可能性はあるけど、最後はプレイヤーが好きなのを選んでね」って事です。
また、スコールが自分の意思で行動してしまうと「こういう行動を選ぶって事は、スコールはこう思っているんじゃないか?」っていう、これまたプレイヤーの自由な幻想に制限を掛ける事になります。だからスコールが自分の意思で行動しない尤もらしい理由として、『SeeD』という免罪符を持たせる事で「まぁ、『SeeD』だから仕方ない」「『SeeD』だったら、そうするよね」という風に、スコールというキャラクターに『SeeD』という幻想を重ねている訳です。
少し横に逸れますが・・・一番分かりやすいのが「何故『Ultimecia』戦の時、スコール達は何も言わないのか?」だと、七瀬は勝手に思っています。
【FF8】の世界は、プレイヤーに「秘密・隠し事(『SeeD』の本当の役目)」をし続けています。そう考えると、ラスボス戦でスコール達が『SeeD』の本当の役目は「対話による多国間の問題解決へと導く『和平交渉の仲介人』」という事に気付けているかというのが、【FF8】の中でも大きなポイントな訳です・・・七瀬の【FF8】の中ではね。
でもって、普通のゲームってラスボス戦前が答え合わせみたいなモンですよね?やたらラスボスが「・・・フフフッ、最後に教えてやろう」みたいに、ベラベラご丁寧に説明してくれるっていう。
でも【FF8】はラスボス戦に至ってもまだ、その答え合わせをするつもりがない訳です。それってやっぱり【FF8】という幻想物語を、プレイヤーの自由な幻想に委ねているからじゃないかな?
だからスコール達が『Ultimecia』に対し「俺たちの世界を混乱に陥れる魔女『Ultimecia』。許さない!」と、一方的に『Ultimecia』の事を悪者にして斬りかかるという演出は出来ません。
また「何でこんな事をするんだ・・・『Ultimecia』?!」と、一方的に『Ultimecia』に歩み寄るような演出も出来ません。
勿論「『Ultimecia』・・・何故、お前が生まれたかは分かった。俺たち人間のせいだったんだな」と、一方的に『Ultimecia』の真相を思わせるような演出も出来ません。
この時のスコール達が、どういう気持ちで『Ultimecia』と対峙しているかは「プレイヤーの自由な幻想の先にある物語だから、スクウェアが一方的な演出を入れる事は出来ない」「スコールに自分勝手な考えを言わせる訳にはいかない」という意味で、不自然な程にラスボス戦での演出を省いたんじゃないかと七瀬は思う訳です。
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話をスコールに戻します。
七瀬は「【FF8】は全世界の人々を対象に創られている」と思っています。つまり日本人だけではなくて、全世界の色々な人が「自分の分身として、スコールを操作する」訳ですね。
そう考えた場合。そもそもストーリー云々以前に、極端に尖った個性のキャラって、感情移入しにくくなるんじゃないかな・・・と、思うんです。共感出来ない人にとっては「何だコイツ?」みたいな。
だからこそ「主人公=プレイヤーの心を収める器」と考えた場合は、自己主張が激しい主人公よりも、逆に「無個性(主張しない)という個性」を持たせた方が、動かしやすかったんじゃないかなぁとも思ったり。で、ストーリーが進むにつれて、徐々にスコールというキャラを固めて行く・・・って感じ。
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シナリオ的な見方をしても・・・スコールって『優秀なSeeD』ですよね?「優秀な『SeeD』」って事は、本来「優秀な『和平交渉の仲介人』」って事です。
以前別記事に「任務に役立つ技術なら なんでも身につけるのがSeeDだ」=「なんでも身につけるのがSeeD」というのは「『和平交渉の仲介人』を担うには、色々な国の文化・習慣などを理解しておく必要がある」と書きましたが。それと同じ位「スコールの考え方が特定の国・地域に偏っていない」「個性にクセが無い」というのは、中立な立場を求められる『和平交渉の仲介人』として重要な要素だと思うんです。「自分の主観というノイズ」を混入させず、その国の人の気持ちを正確に汲み取る事ができ、その国の人の気持ちそのままに相手に伝える事が出来るからです。
これって簡単そうで、難しい事だと思うんです。だって仲介人は無意識の内に「A君はこういう事を言いたいんだろうな」って自分の頭の中で解釈して、それを自分の言葉で相手・B君に伝え、尚且つ伝えるだけじゃなくて仲介しなきゃならないんだから・・・その伝えた言葉が勝手な思い込みでは困るし、相手が勘違いするような紛らわしい表現でも困る訳です。
そう考えるとスコールの「適当な事を言わない」って性格は、『優秀なSeeD』としての資質なのかな・・・と思ったり。
FF8:[26] スコールはいつ『伝説のSeeD』になった?
- 2021/02/08 (Mon) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
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前回の記事で書きましたが、簡単に言うとプレイヤーはスコール達の世界の「ラグナ編の時代」+「スコール編の時代」+「その間をすっ飛ばして、アルティミシアの時代」に干渉している訳です。
で、七瀬が思う肝心の『Artemisia』が『Ultimecia』になるかってシナリオは、その「すっ飛ばした間の時代」に存在するので、プレイヤーは直接的に干渉する事は出来ない訳です。出来る事は「同じ過去(ラグナ編&スコール編)をプレイした後に、各個人がどんな未来を想像出来るか?」位です。
つまり「【FF8】の時間軸の中には、プレイヤーが把握&干渉出来ない空白の時間がある」って事ですよね?
そう考えると「スコールは何時『伝説のSeeD』になったのか?」「何故『伝説のSeeD』と呼ばれるようになったのか?」なんてのは、個人の想像にお任せします・・・って事になります。
だってプレイしていて「スコールが『伝説のSeeD』と呼ばれる覚えが無い」なら、「未来でそう呼ばれるようになった事を言ってるんじゃない?アルティミシアは未来の魔女だから、未来の事を知ってても不思議はないし」ってなって当然だと思います。だって「過去」「現在」に心当たりがないんだから(ある人はそれを信じて突き進んでください)。
でも七瀬の解釈は最初から脱線しているので・・・スコールが『伝説のSeeD』と呼ばれるようになったのは、「ゲーム中に描かれてはいない」けど、「時期としてはちゃんとゲーム内の時間に収まっていた」と考えています。
それはどこかって言うと「スコール達が無事帰って来てから~EDのパーティーまでの間」です。
これはプレイヤーの感動を置いておいて、冷静な第三者の視点・・・例えば、ガルバディアの一般人(モブキャラ)の気持ちになってみたら分かりやすいと思います。
プレイヤーは『Ultimecia』を倒し、「やったー!アルティミシアを倒した!遂にエンディングだ!!」って思ってますよね?何かEDの前半は意味ありげでよく分からなかったけど・・・楽しそうなパーティ会場のシーンを見て「あぁ・・・色々あったけど、最後は皆、幸せそうで良かったなぁ。イデアもこれからはシドと穏やかに暮らせるとイイなぁ」と思う事でしょう、多分。
でも、思い出して下さい。「スコール(=プレイヤー)は、リノアが昏睡状態に陥った後からは、それ以前に起きた世界情勢・問題から離れてしまっている」事を。
スコールは宇宙でリノアを捕まえたり、ラグナロク艦内でEyes On Meだったり、地上に帰ってきたらリノアが連れてかれそれを連れ戻し、やれルナティック・パンドラとか魔女・アデルだとか、挙句の果てには『愛と友情、勇気の大作戦』とかいう作戦を決行したりと、次から次へと大忙しだった訳ですが・・・その間【FF8】の世界情勢はどうなっていたでしょうか?
勿論、時間圧縮や『月の涙』の影響は、全世界規模だった可能性が高いです。
でもそれ以前から既に、世界は大変な事になっていますよね?バラム・ガーデンvsガルバディア・ガーデン、ミサイル攻撃によるトラビア壊滅、魔女・イデアのデリング大統領殺害。これらが火種となった多国間での怒り・憎しみ・悲しみは、スコール達が関わっていない間にも巻き起こっていた筈です。
そういった「負のエネルギー」を押さえる為に、軍事衝突にならないようSeeD達が「本来のSeeDの役目」を果たしてくれていたとは思いますが・・・SeeD達もついこの前までは「SeeDは戦闘のスペシャリスト」だった学生たちです。そう簡単に国家間規模の争いを「対話による平和的解決」に持っていく事は難しいでしょう。
つまり、スコール達が『Ultimecia』を倒して無事に元の世界に帰って来た時。SeeD達が頑張ってくれているものの、世界情勢は一触即発の緊張状態だったという事です。
そんな状態でスコール達が「未来へ行って、元凶の『Ultimecia』を倒してきました。もう大丈夫です。」と言った所で、「あぁ、じゃあもう安心だ。一件落着!みんなでパーティーでも開こうぜ!」と、世界の人たちが思えるでしょうか?無条件に過去の悲劇を無かった事に出来るでしょうか?・・・残念ながら七瀬は、人間はそこまで気持ちをスッパリ切り替える事は出来ないと思います。しかも一般人からしたら「『Ultimecia』って何じゃい?」ですし。
当然の事ながら「魔女・イデアを差し出せ!」という人も居るでしょう。確かに『Ultimecia』に操られていたとはいえ、彼女がした事はそうそう許される事ではありません。
「そいつも恐ろしい魔女になるかもしれない!」「そうなる前に封印してしまえ!」と、リノアに恐ろしい魔女の幻想を重ねる人も居るでしょう。魔女・リノアがどれだけ辛い思いをして、世界の為に戦ってきたかも知らずに。
魔女以外にも、ガルバディア兵に大切な人を殺された人。思い出の場所を奪われた人。様々な「負のエネルギー」が、世界を覆っていた訳です・・・やっとの想いで『Ultimecia』を倒して、この世界に戻ってきたっていうのに。
そこでスコールがガツンと言ってやればイイんです。「何も理解しようともせず、自分の視点でしか考えられない人間たち」に。「対話の道を考えもせず、武力でしか解決しようとしない人間たち」に。
「・・・やめろ!
確かに多くの被害が出たのは事実だ。
たくさんの大切な人・大切な物が奪われたのも事実だ。
でも、その理由はなんだ?どうしてそんな事になった?
それを理解しないで、武力だけで決着をつけて何になる?
お互いの過去を知り、話し合ってやっと見えてくる事実もある。
その事実を知ったら、変わる想いだってあるかもしれないだろ?
何も知ろうともしないで、武力だけで人の想いを圧し潰しても、
それは解決にはならない・・・同じ事を繰り返すだけだ!!」
つまり、それではいずれ『Ultimecia』が復活するという事です。
このスコールの言葉によって、世界が「対話による平和的解決」に足並みをそろえる事が出来たなら。かつての「世界に誇る傭兵のコード・ネーム」「戦闘のスペシャリスト」から、「対話による多国間の問題解決へと導く『和平交渉の仲介人』」という、新しい『SeeD』を確固たるものに出来たなら・・・その功績からスコールが『伝説のSeeD』と呼ばれるようになっても、不思議ではないと思うんですよね。
ってか・・・これ位の事やって平和的解決中or解決済みでないと、イデアがあの場所(パーティー)に居る事って出来ないと思うんですよね。普通に考えたら悲しい事に、イデアは相当恨み買ってるよ?ってか、ガルバディアはどうした?
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ちなみにこのEDの時点でスコールが『伝説のSeeD』になっていた場合。前に書いた「EDの月面の影が『グリーヴァ』に見える」という話にも、幻想が一枚掛かります。
日本人は「月面の影といったら兎」が多いと思いますが。これは「お腹がすいたという老人(実は神様)の為に、自ら火の中に飛び込み自分自身を食料として捧げた兎の、その尊い精神・行動を後世へと伝える為、神様が兎を月へと昇らせた」という話がベースにあるそうです。インド神話の流れか仏教かはよく分かりませんが、じいちゃんの法事の時にお坊さんが言ってました(うろ覚え)。
つまり「魔女達の為に頑張ってくれた『伝説のSeeD・スコール』の精神・行いを後世に使える為、『月の神・Artemisia』が、スコールの象徴である『グリーヴァ』を月へと昇らせた」という幻想物語です。う~ん、七瀬は今日も幻想絶好調です。
*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
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前回の記事で書きましたが、簡単に言うとプレイヤーはスコール達の世界の「ラグナ編の時代」+「スコール編の時代」+「その間をすっ飛ばして、アルティミシアの時代」に干渉している訳です。
で、七瀬が思う肝心の『Artemisia』が『Ultimecia』になるかってシナリオは、その「すっ飛ばした間の時代」に存在するので、プレイヤーは直接的に干渉する事は出来ない訳です。出来る事は「同じ過去(ラグナ編&スコール編)をプレイした後に、各個人がどんな未来を想像出来るか?」位です。
つまり「【FF8】の時間軸の中には、プレイヤーが把握&干渉出来ない空白の時間がある」って事ですよね?
そう考えると「スコールは何時『伝説のSeeD』になったのか?」「何故『伝説のSeeD』と呼ばれるようになったのか?」なんてのは、個人の想像にお任せします・・・って事になります。
だってプレイしていて「スコールが『伝説のSeeD』と呼ばれる覚えが無い」なら、「未来でそう呼ばれるようになった事を言ってるんじゃない?アルティミシアは未来の魔女だから、未来の事を知ってても不思議はないし」ってなって当然だと思います。だって「過去」「現在」に心当たりがないんだから(ある人はそれを信じて突き進んでください)。
でも七瀬の解釈は最初から脱線しているので・・・スコールが『伝説のSeeD』と呼ばれるようになったのは、「ゲーム中に描かれてはいない」けど、「時期としてはちゃんとゲーム内の時間に収まっていた」と考えています。
それはどこかって言うと「スコール達が無事帰って来てから~EDのパーティーまでの間」です。
これはプレイヤーの感動を置いておいて、冷静な第三者の視点・・・例えば、ガルバディアの一般人(モブキャラ)の気持ちになってみたら分かりやすいと思います。
プレイヤーは『Ultimecia』を倒し、「やったー!アルティミシアを倒した!遂にエンディングだ!!」って思ってますよね?何かEDの前半は意味ありげでよく分からなかったけど・・・楽しそうなパーティ会場のシーンを見て「あぁ・・・色々あったけど、最後は皆、幸せそうで良かったなぁ。イデアもこれからはシドと穏やかに暮らせるとイイなぁ」と思う事でしょう、多分。
でも、思い出して下さい。「スコール(=プレイヤー)は、リノアが昏睡状態に陥った後からは、それ以前に起きた世界情勢・問題から離れてしまっている」事を。
スコールは宇宙でリノアを捕まえたり、ラグナロク艦内でEyes On Meだったり、地上に帰ってきたらリノアが連れてかれそれを連れ戻し、やれルナティック・パンドラとか魔女・アデルだとか、挙句の果てには『愛と友情、勇気の大作戦』とかいう作戦を決行したりと、次から次へと大忙しだった訳ですが・・・その間【FF8】の世界情勢はどうなっていたでしょうか?
勿論、時間圧縮や『月の涙』の影響は、全世界規模だった可能性が高いです。
でもそれ以前から既に、世界は大変な事になっていますよね?バラム・ガーデンvsガルバディア・ガーデン、ミサイル攻撃によるトラビア壊滅、魔女・イデアのデリング大統領殺害。これらが火種となった多国間での怒り・憎しみ・悲しみは、スコール達が関わっていない間にも巻き起こっていた筈です。
そういった「負のエネルギー」を押さえる為に、軍事衝突にならないようSeeD達が「本来のSeeDの役目」を果たしてくれていたとは思いますが・・・SeeD達もついこの前までは「SeeDは戦闘のスペシャリスト」だった学生たちです。そう簡単に国家間規模の争いを「対話による平和的解決」に持っていく事は難しいでしょう。
つまり、スコール達が『Ultimecia』を倒して無事に元の世界に帰って来た時。SeeD達が頑張ってくれているものの、世界情勢は一触即発の緊張状態だったという事です。
そんな状態でスコール達が「未来へ行って、元凶の『Ultimecia』を倒してきました。もう大丈夫です。」と言った所で、「あぁ、じゃあもう安心だ。一件落着!みんなでパーティーでも開こうぜ!」と、世界の人たちが思えるでしょうか?無条件に過去の悲劇を無かった事に出来るでしょうか?・・・残念ながら七瀬は、人間はそこまで気持ちをスッパリ切り替える事は出来ないと思います。しかも一般人からしたら「『Ultimecia』って何じゃい?」ですし。
当然の事ながら「魔女・イデアを差し出せ!」という人も居るでしょう。確かに『Ultimecia』に操られていたとはいえ、彼女がした事はそうそう許される事ではありません。
「そいつも恐ろしい魔女になるかもしれない!」「そうなる前に封印してしまえ!」と、リノアに恐ろしい魔女の幻想を重ねる人も居るでしょう。魔女・リノアがどれだけ辛い思いをして、世界の為に戦ってきたかも知らずに。
魔女以外にも、ガルバディア兵に大切な人を殺された人。思い出の場所を奪われた人。様々な「負のエネルギー」が、世界を覆っていた訳です・・・やっとの想いで『Ultimecia』を倒して、この世界に戻ってきたっていうのに。
そこでスコールがガツンと言ってやればイイんです。「何も理解しようともせず、自分の視点でしか考えられない人間たち」に。「対話の道を考えもせず、武力でしか解決しようとしない人間たち」に。
「・・・やめろ!
確かに多くの被害が出たのは事実だ。
たくさんの大切な人・大切な物が奪われたのも事実だ。
でも、その理由はなんだ?どうしてそんな事になった?
それを理解しないで、武力だけで決着をつけて何になる?
お互いの過去を知り、話し合ってやっと見えてくる事実もある。
その事実を知ったら、変わる想いだってあるかもしれないだろ?
何も知ろうともしないで、武力だけで人の想いを圧し潰しても、
それは解決にはならない・・・同じ事を繰り返すだけだ!!」
つまり、それではいずれ『Ultimecia』が復活するという事です。
このスコールの言葉によって、世界が「対話による平和的解決」に足並みをそろえる事が出来たなら。かつての「世界に誇る傭兵のコード・ネーム」「戦闘のスペシャリスト」から、「対話による多国間の問題解決へと導く『和平交渉の仲介人』」という、新しい『SeeD』を確固たるものに出来たなら・・・その功績からスコールが『伝説のSeeD』と呼ばれるようになっても、不思議ではないと思うんですよね。
ってか・・・これ位の事やって平和的解決中or解決済みでないと、イデアがあの場所(パーティー)に居る事って出来ないと思うんですよね。普通に考えたら悲しい事に、イデアは相当恨み買ってるよ?ってか、ガルバディアはどうした?
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ちなみにこのEDの時点でスコールが『伝説のSeeD』になっていた場合。前に書いた「EDの月面の影が『グリーヴァ』に見える」という話にも、幻想が一枚掛かります。
日本人は「月面の影といったら兎」が多いと思いますが。これは「お腹がすいたという老人(実は神様)の為に、自ら火の中に飛び込み自分自身を食料として捧げた兎の、その尊い精神・行動を後世へと伝える為、神様が兎を月へと昇らせた」という話がベースにあるそうです。インド神話の流れか仏教かはよく分かりませんが、じいちゃんの法事の時にお坊さんが言ってました(うろ覚え)。
つまり「魔女達の為に頑張ってくれた『伝説のSeeD・スコール』の精神・行いを後世に使える為、『月の神・Artemisia』が、スコールの象徴である『グリーヴァ』を月へと昇らせた」という幻想物語です。う~ん、七瀬は今日も幻想絶好調です。